次の日
俺達はデートのプランなんて考えもせず
ただ一緒に居れたら
って思いながら
車をあちこちに走らせてた(笑)
まずはラウンド1に行き
プリクラを撮った
一真が急に近づいてきて
こっち向いてって言うから
一真の方に向くと
ちゅーって
そのまま
パシャ
今度はお互いのほっぺにちゅーして映した
落書きには
優真大好き
昨日はありがと
って書いてあった(笑)
プリントされたプリクラを見てみると
誰が見ても
カップルって分かるよな?
みたいに写ってた(笑)
その後は
なにする?
ってなって
優「ラウワン来たらボウリングやろ?」
一「俺ボウリング苦手やねん
100越えたら奇跡やで?」
優「いいやんいいやん(笑)」
俺は嫌がる一真の手を引っ張り
ボウリングの受付へ
いざボウリングをすると
自分で100越えたら
奇跡って言ってた通り
ガーターばっか(笑)
優「わざとじゃないよな?」
一「やけん苦手って言ってるやん
どうやったら優哉みたいにまん中行くんよ?」
俺はあーだの
こーだのアドバイスしたけど上達せずに
158対52(笑)
一「あー 楽しくない」
優「教えた通りにしないからやろ?」
一「教え方が下手くそやった」
優「あんな下手くそやとは思ってなかったわ(笑)」
一「このー
帰ったら虐めてやる(笑)」
優「いじわるな一真なんて大嫌い」
一「冗談やって
大嫌いとか言わんとってよ(涙)」
優「うそやって
本気にした?」
一「このー」
二人で笑いながらアパートに帰った
それからというもの
一真は毎日のように
俺のアパートに出入りし
今日も泊まるわ
ってのが増えていき
それが3ヶ月もすると
一真から
なぁ?もうここで住んでもいい?
こっちの方が学校近いし
家賃や光熱費は半々で(笑)親も優哉君とならって言ってるし(笑)
俺もそれには賛成した
母さんにも話したら
家賃が半分になるってのは助かるらしく
一真君となら安心やって言われ
夢の同棲が始まった(笑)