と、そこで後輩の表情が変わった。
「ホモの分際で調子乗ってんじゃねーよ」
そういって腹を蹴られた。思わずうずくまり、膝を着く。
後頭部に衝撃が走る。
「まさか俺と出来るとか思ってたんじゃねーだろうな?気色わりー」
顔を踏んだまま、後輩は俺を罵り続けた。
「脱げ」
そう言われても逆らう気にはならなかった。
ここで逆らったら、きっと写メは衆目に晒されることになるだろう。
「これつけてください」
部室にあるせんたくばさみを渡される。
今までSのバリタチとして振る舞ってきた俺には初めての体験だった。
「はーやーくー」
屈辱に手がふるえた。
だがそれを抑えて乳首をせんたくばさみで挟んだ。
痛みが走る。しかしその中に一片の何ともいえない疼きがあった。
「先輩たってるじゃないですか」
気づかないうちにあそこが立ちはじめていた。
「デカいっすねー。しかも何かグロいし」
まじまじと見られると気恥ずかしく、しかしそんな思いと反してむくむくとあそこは大きくなった。
「先輩さっきからドMじゃないですか? じゃ、これ使ってやりますよ」
誰かがふざけて持ってきたディルド。しかも電動だ。
今まで穴に指すら入れたことのない俺にはとうてい無理だ。
そういうと後輩は笑った。その笑顔に一瞬安心したが、次の瞬間地面に倒れ伏した。
後輩の蹴りがまともに入ったのだ。
そのまま無言で踏み続ける。
そして俺のあそこはますます固くなっていった。
俺はドMだったことに気づいていなかった。
「……うっぜぇ」
四つん這いの俺のケツに無理矢理ディルドを突っ込んでくる。
為すすべもなく俺のケツは貫かれた。
中で動き出すディルドが、痛みを与えてくる。
しかし、そこが快感に繋がる。
二つが混ざり合い、せめぎ合っている。
「先輩帰りましょう」
そう言って帰り支度をする後輩。
ケツからディルドを抜こうとすると、思い切り蹴られた。
「そのままに決まってんだろ」