途中で止まっててスミマセン(汗)
書いてた当時は興奮していたんですが、今思うと、他の方のようにパッとすることしてなかったんで…。
ちょっと装飾しちゃうかもですが、ご了承ください。
夜中に兄貴は目を覚ます。
祖父に呼ばれるからだ。
そのたびに俺も起きた。
兄貴のために何かしてあげたい。
でも、素直にそれができなかった。
次の日。
3年に呼び出された。
先日の喧嘩の件だ。
1対複数。
勝敗は明らかだった。
集団から振るわれる暴力。
昔にもあった。
近所の子にイジメられて。
あの時は兄貴に助けてもらった。
でも、今は一人なんだ。
俺は必死に耐えた。
3年がいなくなったあと。
俺はその場で仰向けになった。
血の味がした。
「兄貴…」
涙が出てきた。
ひとしきり泣き、俺は起き上がり、教室には戻らずそのまま家に帰った。
「…ただいま」
「裕太…!」
温厚な兄貴が玄関まで走ってきた。
「学校から電話あったんだぞ?いなくなったって」
「ごめ…。うっせぇな」
「…どうしたんだ?こんな汚れて。手当てするから部屋に来い」
兄貴に引きずられて部屋に入った。
続く。