その日の午後は、同期には体調悪いということにして、部屋でぼんやりしていました。自分の身に起きてることがあまりに急な変化で、消化できず、布団の中で横になって、場面場面を思い出したりしていました。
お兄さんは身長が高く、180くらいはあったと思います。歳は、25−26くらいかな。。細身の体なのに筋肉がしっかりしてて、小さな僕の体はお兄さんの巨体で覆いかぶさられ、身動きできなかった・・ あの時お兄さんの股間もまたすごい固くなっていました。それが僕のモモからお尻のあたりにゴツゴツ当たるのが感じられました。それを思い出すと僕の心は激しくまた踊り、熱くほてるようでした。
お兄さんは、あの後どうやって自分の性欲を処理したんだろう。。そんなことが気になってしまってもいました。
夕飯時になりました。いやだないやだなと思いつつ、ふと厨房の方を見ると、いました。いつもと同ように無表情で配膳をしており、時々仲間と冗談を言ってはさわやかに笑っていました。。。さっきまでのことが嘘みたい。。
カウンターに並び、お盆の上にご飯がよそられていきます。味噌汁、おかず、となり、お兄さんか配る野菜の方が近づいてくると、僕はもう眼をそむけるしかできず、そこから逃げ出したくなりました。
コトン、とおかずが盆の上におかれ、お兄さんの大きな手だけが目に入りました。
何か、白いものが見える。。。おかずの皿の裏からちょとはみ出るように、小さな3センチ四方くらいの
ちぎられたメモ用紙でした。僕は席につくと、他の人に見つからないようにそっとそれを抜き出し、見ました。
(0時 別館 204 こいよ)
僕ははっと思わずカウンター向こうのお兄さんを見てしましました。お兄さんはじっとこっちを見ていて、目が合うと、にこりとさわやかに、目だけ笑い返してきました。そのさわやかさが逆に怖いくらいで、僕の頭はまたぐるぐると混乱し始めました。