A「ホントにごめんな?」
僕は慌てて「大丈夫っす。気にしないでください!」と言いました。
それから部室を出て、駅までまた2人で来た道を戻りました。
僕「付き合ってもらって、本当にありがとうございました!」
僕がお礼を言うと
Aは「いいよいいよ。」
と笑顔で言ってくれました。
今思うと、この時からAのことが好きになっていたと思います。
A「そういえば、いまさら何だけど名前なんていうの?」
僕「Rって言います。今さらですね笑」
A「俺はAだよ。」
その後、他愛のない会話をしながら駅まで歩きました。
駅からは帰る方向が違ったので、もう一度お礼をいってこの日は別れました。
それからは特に何もなく、僕は高校2年、Aは3年になっていました。
普段は偶然会ったりすることもほとんどなく、たまに会っても軽く挨拶するだけでした。
そんなAとの仲が急展開したのは、ゴールデンウィークの強化合宿の時でした。
僕が通っていた高校はいくつか合宿所を持っていて、たまたまグラホとバレー部が一緒になりました。
強化合宿は2泊3日なのですが、2日目にAと会ったのです。
その日は、昼間に行われた紅白戦でレギュラーチームがBチームに負けて、レギュラーチームの7人で自主的に夜練をしていました。
コンビネーションやフォーメーションの確認、サーブレシーブの練習などを徹底的に行っていたら、11時になってしまいました。
練習が終わった後、みんなで急いで体育館から合宿所に戻り風呂に入りました。
そしたら、グラホのメンバーも夜練を行っていたらしく、大浴場がかなり混んでいました。
僕たちが泊まっていた合宿所にはもう一つお風呂があって、それは先生やコーチ専用のお風呂だったのですが、1人だけ入れずにいた僕は顧問の先生に言われてそっちの風呂に入ることになりました。
なかなかエロくならなくてごめんなさい!
次からエロくなるので。。。