僕はそのことがあるまでノーマルな高校2年の野球部員でした。
高校では1年からレギュラーになり、常に中心でえらそうに言ってたので、同級生や後輩からは嫌われていました。
しかしレギュラーなので誰も僕には文句は言えませんでした。
ある日の部活後。
後輩のAが僕に話があるからと言うので部室に残っていました。
部室に入ってきたAはニヤニヤしていました。
A「これってりょうたさんですね?」
Aの携帯には全裸の僕の写メでした。
僕が前の日にメル友とお互いのエロ画像を交換していた中の一枚でした。パニックになりました。
僕「えっ!?ち、ちがうよ!」
かなりどぎまぎしながら否定しました。
A「ふ〜ん。まだわかんない?昨日りょうたさんとメールしてたの俺っすよ。俺はサブアドだったけど笑」
僕「!?」
顔面蒼白になりました。
A「りょうたさんはガタイいいし、いつもえらそうなくせにかなりちっさめの小学生ちんこなんすね笑」
僕「…。」
僕の頭は真っ白でした。野球部の合宿などでも絶対に見られないようにしてきた僕の秘密でした。
それがあっさりネカマにひっかかりさらしてしまったのです。
しかも相手は後輩でした。
A「みんなにばらしちゃおっかなぁ笑」
僕「やめろよ。」
A「は?なんて?えらそうに言ったら部員全員に送るよ?笑」
僕「い、いや…。や、やめてくだ…さい。」
A「何を?」
僕「写メをみんなに送らないでください。」
屈辱で涙が出そうになりました。
しかし僕はこの時まだわかっていませんでした。