割りと昔から、緊張しぃひん性格やったからか、中学初日も全然、普通やった。
父『途中まで一緒に行こか?』
渉『いやぁ、今時中学通うんに親がついてくるとかないで(汗)あんなぁ、今…父ちゃんより俺のが普通やで(笑)
ほな、行ってきます。あとなぁ、入学式も来んでエエで!』
そう言って家を出た。
渉…(ほんま心配性やな?たぶん、来るんやろうなぁ?まぁー…泣かへんかったらエエかな(笑)』
学校ついて、人だかりを見つけた。
掲示板に張り出されている名前を探す。
そこで話しかけられた。
男『渉くん?』
…振り向いた、小柄で可愛い感じの男の子…
渉(だ、誰や?)
男『確か小3の時、一緒やった、友晴やで、覚えてへんの?』
渉『うっわぁー懐かしいなぁ、てか、自分も転校したんか?』
友『せやねん、去年京都きてん、渉くんいつからなん?』
渉『俺も去年からやで!てゆーか、よぅわかったなぁ?』
友『自分の名前探す前に、見つけてんやん。あ行やから早い方やから、上からいくやん。そしたらあってん、相川 渉って』
渉『せやね。俺はどないしても一番やもんな』
友『渉くんも同じクラスでよかったわ』
渉『ほな、ヨロシクなッ』
二人で話ながら教室へ向かう。
友『渉くん今…身長何センチあんの??』
渉『165やったかな?』
友『エエなぁ…俺より20センチ高いわぁ』
渉『もともとデカイからね(笑)』
友『声、低なってるし』
渉『成長早いから、いつ止まるやらやね?』
そんな会話をしつつ、席につく。
友晴はは4番、俺は1番。
入学式に向かう。
隣の女の子に話しかけられた。
女『アタシ相澤彩乃、一文字違いやんな』
渉『ホンマやな、てゆーか、自分小さいねんな、制服着てへんかったら、分からんで』
彩『失礼やねー、これでも143あるんよ?』
渉『それはゴメン…オレがデカイんやんなッ』
彩『せやで。でも、話しにくいか思たけど、普通やったわ(笑)』
渉『自分っておもろいなぁ、てゆーか、まだ会ってチョットやのにな?こない笑いながら話せるんとか、珍しいで!』
何となくやけど、彩乃が気になる。
一応、自分はバイなんでどっちもいけるんです。
このあと、早くも彩乃と付き合うようになるんですけど、徐々に男とも関係持つようになります。
チョット時間かかるかもですが、読みたい方は読んでください。