喜美緒さんを見るとニッコリ笑って僕の方をみていた。
そして前を見ろという感じで、顔を前に振った。
僕は、えっ・・・と思ったけど、フロントガラス越しに遠くを見て優しそうに微笑む喜美緒さんの横顔を見て我に返った。
そして起き上がりフロントガラス越しに見えたものは・・・
目の前には、初夏の陽射しが燦々と降りそそぎキラキラと眩しい海が広がっていた!
波で揺れる海はエメラルドグリーンやブルーに光輝き、物凄く綺麗だった!
ボク「すげー!!!海めっちゃ綺麗だ!」
午後15時半過ぎの海は眩しいきらめきを放っていた。もうじきくる夕暮れ時の前にみせる、眩しすぎる最後のきらめき。
このきらめきがずっと続けば良いと思いたくなる輝き…。
クルマは防風林の間の道を通り抜け砂浜の手前で停められていた。前の海には誰もいない。見える景色の全てがぼくら二人だけのものだった。こんな場所があるなんて!
いまボクと喜美緒さんだけがここにいて、この時が永遠に続けば良いと思いたくなる輝き…
マジで凄いよ。と思った。
喜美緒「・・・、ふっふっ!」
喜美緒さんが笑ってる・・・。
ボク「・・・どうしたの?」
喜美緒「だって・・・、悠君てばそんな格好で感動してるから。なんか可愛くなっちゃって・・・ぷぷっぷー!」
ボク「・・・ぁ、これは・・・喜美緒さんが言ったから・・・バカにしてるでしょー?!もう!!!」
ボクはTシャツを捲り上げて乳首を出して、下半身は裸の姿で海に見入っていた。チンポは勃起してる・・・。その姿をみて美喜緒さんは笑っていた。
すげー恥ずかしい!!