俺「何か人気の無い校舎ってちょっと気味悪いな」
直樹「えっそう?…俺は結構こういう雰囲気好きだけど(笑)」
俺たちは薄暗い階段を上がっていく。2階、3階、そして俺たち一年のクラスがある4階へ。
流石に部活上がりだけあって疲れ喉も渇く。
俺「俺、ちょっと喉渇いたから水飲んでくるわぁ〜。後から追いかけるから先に教室行っといて!」
直樹「オッケーっ」
俺は水のみ場へ向かい水をゴクゴクと飲み教室へ向かう。
あれっ?!直樹が見当たらない…。何処に行ったのかなぁ〜?行き違いで先に下に降りちゃったんかな…。
俺「直樹?……直樹?……」
暗くなった教室を見渡したがやはり直樹はいない。下に行ってみるかなぁ〜と振り返ったら、そこに直樹がにっこり笑って立っていた。
俺「おぉ〜!ビビった〜!ビックリすんじゃん!…忘れ物見つかった?」
直樹は俺を抱き寄せ「見つかったよ。俺の、わ…す…れ…も…の…」
俺「何言ってんだよ〜(笑)」
俺は直樹を軽く押し返そうとした瞬間、直樹は唇を合わせて来た。そして速攻舌を絡めて来た。
直樹「今日は誰も居ないからここで……。抱き締めたかったぜ、あれからずっと。」
今日の直樹はいつもよりかなり雄のオーラが出ている。後から聞いたが俺もそんな感じだったらしい。
これから俺たちの初めてのセックスが始まる。