憧れの遠藤君とメアド交換してしまった
彼のメアドを登録する日が来るなんて思ってもいなかった
あのとき定期落として良かった
とうとう遠藤君と一緒に受けるドラッグストアの一次試験がやってきた
一次試験は集団面接だった
20人ぐらいいる
10時前ぐらいに行くと遠藤君がいた
「おはよう」
「おはよう」
今日もカッコイイね!!なんて心の中で思った
やっぱカッコイイ人っていつでもカッコイイ
会議室で5人ずつ呼ばれて面接らしい
僕は一番最初に呼ばれた
遠藤君と目があう
ニコっと笑ってくれた
結局面接は撃沈
マジ考えてもないような質問ばっかで最悪だった
面接も終わり帰ることに
僕が落ち込んでいると遠藤君が駆け寄ってきた
「どうした?何聞かれた?」
「う・・ん,なんか志望理由言ったんだけど,そんなもんで志望しようと思ったの?って言われちゃった」
「それ圧迫面接だな。俺もキミパートさんたちと不倫しそうだねって言われたよ(笑)ウケんべ」
「ハハ!!何それ!!?不倫ってマジ失礼じゃん。ハハハハ」
「笑った!!お前笑ったら可愛いじゃん。その笑顔で面接すればいいのに」
え!?
遠藤君は僕を元気づけてくれた
可愛いとか!!
すげぇ照れる
遠藤君ってやっぱモテるんだろうな
こんな言葉を言われたら女の子ならイチコロだろうな
帰りに二人でカラオケでおお暴れした
久しぶりにカラオケしてストレス発散できた
時刻は夜の1時
「もう終電ねぇな(笑)」
遠藤君はケータイをあけた
「ホテルでも泊まる?」
さりげなく言ってみた
「ビジネスホテルって高いだろ。ラブホ行く?笑」
「え!!???な,何言ってるん?」
「冗談だよ!何本気になってんの?」
遠藤君は大笑いした
結局近くの漫画喫茶に行くことにした
個室じゃなくて,畳の部屋で結構くつろげるところにした
「あ〜疲れた!マジ今日の面接俺受かったかも」
「僕は完璧落ちたよ。」
「いいじゃん。また次頑張れば!!な!!」
「うん」
時刻は2時半を回ってる
「寝よっか」
「うん〜でもせっかく漫画喫茶来たのにもったいなくねぇ?パソコンとりあえずつけようで」
カチ
ヴウウウ
僕はゴロ寝した
そのとき肩をゆすがれた
「な,見てみ!?AV見れるよ」
「え!?AV?マジで!?」
僕はいちおノンケのふりするために軽く乗ってみた
何個か見ていた
「マジこの女,胸デカ!」
結構真剣に見てる
僕はつまらなくてしょうがなかった
「僕,寝てるから抜きたかったら抜けば!?(笑)」
冗談半分で言ってみた
「マジいいのかな?ここで抜いて」
「え・・・・」