夏休みも終わりかけたある日のこと
店長と親しくなるにつれてどんどんと意識しはじめてしまう
僕は店長のことばっかり考えるようになった
何よりバイトが楽しくなった
店長の一挙一動がすべて僕を刺激する
そんな僕に強烈な嫉妬心が芽生えた
店長と関わるすべての人に対してムカツクとかそんな想いがあった
店長と話してる子がいたら たとえ仕事の話でもイライラしだした
店長と仲良く話してる常連のお客にも腹が立つ
僕が店長を好きになれば好きになるほどその嫉妬心が湧き上がる
僕だけのものにしたい
店長を振り向かせるには僕がここの店で一番になるしかない!
僕は超張り切って仕事に取り組んだ
だが・・・逆に張り切りすぎてクレームを出してしまった
電話注文で受けたお弁当を間違えた
なんとも初歩的なミス
クレームを受けたオバサンもてんぱってる
僕もてんぱった
どうしよ・・・
「店長に電話しようか?」
おばさんは電話に走る
「まって!!僕が何とかしますから」
普通なら店長に報告しなければいけないのに僕が無理やり処理することに。
「お電話変わりました。大変申し訳ありません。」
「お前やろ!さっき電話注文とったの!!家内に取りに来させたら中身ぜんぜん違うじゃろうが!!どうしてくれるんや」
「申し訳ありません」
「申し訳ありませんじゃないやろ!!もってこい!!」
「はい。住所をお願いします」
僕は車をそのとき持っていなかったから歩いて行くことになった
凄くドキドキしながら歩いた
怖い!!
絶対変なヤクザみたいな人だし・・・
殴られるかな?
こんなに坂上るのに偉いことはなかった
足が重い
その住所の近くまで行くと,普通の一軒家の庭先で裸の男が立っていた
この人かな?
おそるおそる声をかけた
「あの・・・○○様でしょうか?」
「やっと来たか!!お前か責任者は!?」
「いえ・・・わ私はパ,パートのものです・・・」
完全に声が裏返った
その男は坊主で髭はやしてて,ガタイがよくて身長180ぐらいある大男だった
コワ!!
ビクビクしながら家先に入る
「ちゃんと持ってきたんか!!」
「はい・・・」
僕から弁当を奪い取る
「冷めとるじゃないか!!」
さらに切れだした
もう怖くて小便が出そうだった
しかも上半身裸で腕にタトゥー入ってるし
僕がひたすら謝ってると
「謝ってすむか!!ゴラ!!」
僕の腕を掴んで家の中に引きずりこんだ
「うわ!わわ」
僕はなすすべもなく引きずり込まれた
物置っぽい部屋に放り投げられた
ぼくは震えがとまらない
「責任とってもらうで!お前にはよ!!おぉ!!」
コワ・・・
するといきなり圧し掛かられた
殺される・・
口を押さえつけられ顔が目の前にある
「お前可愛い顔してんなぁ〜。クレーム処理にきたんだろ?文句言えないよな」
そう言うと制服を裂いた
ブチ!!
ボタンが散乱する
無理やりズボンもずりさげられた
男の息遣いが荒くなる
犯される・・・
僕は初めて身の危険を感じた
全部脱がされ激しくキスされた
全体重かけられて僕は息が出来なかった
意識が朦朧とするなかただ恐怖と戦っていた
そのとき
ピンポーン
ピンポーン
チャイムが鳴る
「誰だ!ったく!」
僕は恐怖で声がでなかった
男はしぶしぶ出た
なんか男の怒鳴り声が聞こえてくる
それと同時に僕のケータイが鳴る
ジリリリリリリリリリリリ!!!!!!
そのときいきなり誰かがドアを開けて入ってきて僕の手をつかんだ
そのまま窓から飛び出だした
そのまま車に乗せられる
そして車は走り去った
僕は意識が朦朧とするなかで目にしたのは・・・