俺は元高校球児
これは野球部にいた時の話
野球部ではいつも一緒に行動するユウがいた
ユウはイモっぽくて可愛い感じ
180センチある俺とは対象的に165センチしかないユウ
俺はよくユウに抱き着いたりしていた
「気持ち悪ぃ〜笑」といいながらユウも別に嫌がらない
俺はユウの臭いが大好きだった
夏休みのある日
その日は特に暑くみんなフラフラになりながら練習していた
ノックやバッティングなどいつも通りの練習を終え最後のダッシュが始まった
二人ずつ列になり50本のダッシュ
いつものように俺はユウとペアになった
「声だせー!」
わーっと叫びながらダッシュを繰り返す
半分の本数を終えたぐらいだろうか
ユウがしゃがみ込む
ユウ「あ〜ヤベぇわ…」
俺「おい、大丈夫かぁ?」
ユウ「……」
ついにユウは地面に手をついた
異変に気づいた監督が歩み寄る
監督はユウの隣にいた俺に「すぐ医務室に連れていけ!」と言ってきた
俺は慌ててユウをおんぶして医務室へ運んだ
俺「ユウ大丈夫かよ」
ユウ「…ぅーん」
医務室に入り事情を説明すると医務の先生がユウのユニホームをどんどん脱がしていく
どうやら軽い熱中症だった
タンクトップのアンダーシャツとスラパン一枚になったユウの脇や首に氷を置いていく
先生「ユウ君の家に連絡してくるからユウ君の事見ててね」
と先生はすぐ出ていってしまった
俺とユウはカーテンで仕切られたベットで二人きりになった