鳴海さんさんの普段着を見るのは初めてだった、七分のチェックシャツにローライズのデニム、シャツの裾からは勿論ローライズボクサーパンツがチラリと見えていた
「鳴海さん…めっちゃオシャレですね!!」
「プライベートだからタイチで良いよ、この格好だと歳相応に見えるかなぁ…カナタと釣り合うかなぁ…」
「僕と?!てか、全然同じ歳に見えると思いますよ〜」
「よかったっ!まぁでもあんまかわらないし(笑)」
「まぁぁ〜ですがねっ(笑)」
こんな感じで楽しく会話が弾んだ
鳴海さんは一人っ子…僕は末っ子…血液型はAとO…趣味は映画と買い物…お互い食べる事が好き…2人とも付き合った事が無い…
色々な事を話して、少し買い物をして夕方になった…
余り人のいないデパートの屋上で夕焼けを見ていたら
「カナタ〜〜」
「なんですか?タイチさん…」
「俺でよかったら…付き合ってくれない……一緒にいたいなぁ…と思って…」
「………いいんですか…僕で…」
「うん…カナタが良い…だから今日さ…ハシと茶碗を買ったんだ、カナタ用のを…」「あ、、買ってた…僕用だったんだ…」
「そうだよ…」
「僕からも…タイチさん…付き合って下さい」
「うん!よろしくっ!」
「よろしくですっ」
僕達は握手をしました。