ちんぽを抜かずに打ちつけられるのは拷問だと思った。
口内に大量のザーメン。飲むわけにもいかないし、吐きだしたくても吐き出せない。
そのままちんぽをイマラチオって今考えると極悪非道な行為だと思うけど、その時はそんな余裕はなかったです。
Tがちんぽを抜いたときに僕もザーメンを吐き出した。
自分のザーメン量よりもめちゃくちゃ大量でしかも濃い他人の、大きな男のゼリー状ザーメン。それ見たとたんに気持ち悪くなり、wcへあわてて入り吐いた。
なぜだか悔しくなったし、こんなことしてる自分に嫌悪感。
落ち着いたところで出るとTが一服してる。その様子を見てもさっきの怖さはないし、白昼夢だったんじゃないかって錯覚してしまうほどの変わりっぷり。
Tを眺めていたら手招きで「おいでおいで」ってやってた。
会話なく、頭をポンポンって撫でられてて時折、ギュッと抱き寄せてくれて、少し嬉しかった。さっきのは二重人格なのか?とかいろいろ考えてしまった。
ホテルを後にして、車内ではホテルでの会話になった。
T「今日はありがと。久々に充実してて楽しかったよ」
と運転しながら僕の足を触ってくる。
T「分かったと思うけど、俺めちゃくちゃSなんだ。タイプの子見ると徹底的に犯してやりたいって思って…苦しんでる姿見ると壊したい衝動に駆られて理性が飛ぶんだ。」
なんて怖いことをサラッと言うTを横目に話を聞いた。
T「本当は会うだけって話だったけど、会ってみたら(タイプ)ストライクだったし、イジメられてるって聞いたら舞い上がっちゃってさ…。童貞とも言ってたし、これはモノにしたい!って思った」
「…」
T「で、抱きよせたときに手出されたのをきっかけにスイッチ入っちゃったってわけ…(気まずそうに)」
「そう、ですか」
これ以外にもTはいろいろ話してくれたけど、全部上の空で話が通り抜けてた。
なんとも言い表せない気持ちでもやもやしていたら最初に待ち合わせした駅に到着し、そこでTとも別れた。
T「よかったら…また会ってほしいな?」
「…今日はありがとうございました。ではまた」
と言って帰宅しました。「また」って言ったけど多分会うことはない。
メール届いたけど、そっけなく返してた。
あんな行為があって2,3日はもやもやしたままだったけど、分かったことがあった。僕は無理やり・強制的に支配された状態で相手に犯されるのが好きな性質なんだということ。暴力的なプレイに僕は感じてたんだということがわかった。
行為中の恐怖や不安は演技とかじゃなく、本物だけどそれがまた良いんだって思った。
初めての経験があんな行為だったから、僕は暴力的な支配下でしか感じなくなってしまいました。もうノーマルには戻れない。戻るつもりもないけど。
読みにくい文章ですみません。全部読んでくれた人はお付き合いいただき、ありがとうございました。