春風の第二章書きました☆応援メールやアドバイスとか叱咤メールありがとうございました。んじゃよろしくです☆君の為に書くよ笑
俺は濃かった二日を懐古していた。
新札で初めて会った時、
タクシーに乗った時、
合コンで胸を揉んだ時、
光一を待ってる間、キスをした時。
一緒に寝た時。
なんだか、夢のようであっという間の瞬間だった。
この狭い、誰もいない無音の部屋にいると、孤独で潰れてしまいそうになる。
空虚感に襲われる。
あの時の事が嘘だった事の様に思えてくる。
淋しい。
准に会いたかった。
あの笑顔が見たい。
でも、自分から誘うのは恥ずかしい。
それに准も自分と遊びたいと思ってくれるのかと考えると、自信がない。
そんな事を考えていると、携帯背面のディスプレイが光った。
メールだ。
准からだった
『のぶくんへ
遠いのに靴返しに来てくれてありがd
のぶが買ってくれたケーキ家族喜んでたよ☆
あっ俺生クリーム食べれないから(笑)ごめんねぇ(笑)えっと、光一がメールしたいんだって。
メルアド教えていいかな。返信ちょ』
誘いのメールじゃないのか糠喜びだ。
俺は、今度はチョコケーキを持って行く事と、光一に教えていい事をメールした。
すぐメールが来た。
知らないアドレスだ。
『ばんわ。光一だよ
准からアド聞いた
この前はどうも
全然のぶと話ししなかったからメールしたさ。よかったら、仲良くしてくんない?』
はやっ汗
実際、話しも全然してないし、年下だし、いきなり呼び捨てで呼ばれたんで、正直ムカついた。
でも、まぁわざわざメルアドを人に聞いてまで、メールしてきたから、無下にすることはないな、と思い返信する事に。
『光一くんへ
メールあんがと
俺もこの前、話しできなかったんで、気になってたんだ。仲良くしてね』 またすぐ返信があった。
早い汗
『光一でぃぃよ
今度さぁ相談にのって欲しい事あんだよね
来週札幌行くからご飯たべいこう』
はぁ、最近の18歳って、こういうものかもしれないと悟り『オッケー』と返信した。
それから、一週間くらいは特に何事もなく過ぎていった。
あえて、変わった事を挙げれば、愛斗から電話がきた事くらいか。
愛斗「もしもし、伸之?」
俺「うん。愛斗どうしたの」愛斗「あっっ、えっと、特に用事はなかったんだけど、、今、何してるの?」
俺「今、本読みながらテレビ観て、ご飯食べながら、メールと電話してる」
愛斗「なんか忙しそうだなまた連絡する」
俺「??ほーい」
あれは、変わっていた出来事に数えてもいいかも知れない。