続きが気になる?笑
コメありがとう!
次でラストなんでよろしくです☆
コンカイチョットナガイヨ
そして、もう流石にとうとう、みんなにも限界がきて、寝る準備を始めた。
准は約束通りこうとベッドで、俺は愛斗と下で寝ることになった。
愛斗「やっぱ准と一緒に寝たかった?」
俺「ん?なんで?笑俺、市ノ瀬と寝れて嬉しいよ。市ノ瀬カッコイイもん」
愛斗「良かった。伸之、明日仕事なんでしょ?寝ようか」
俺「そうだね。寝るね。おやすみなさい」
愛斗「おやすみ」
寝る時に愛斗が俺の手を握ってきたから、俺も愛斗の手を強く握った。
やがて、意識がなくなったんだけど、、
、、んんっ
わっ、、じゅんくん?なしたの?
准「ごめん市ノ瀬。俺とチェンジしてくれる?
こうに寝てる間、股間とか触られまくって、もう無理なんだけど」
愛斗「わかった」
准「のぶ入っていい?」
俺「どうぞ」
どうぞも、変な受け答えだけど、頭は寝てるので回っないし、目は開かないし、テンパってるし、ドキドキしてるし、パニックだ。
准「のぶ、抱きつくから」
俺はマジか、と思った。
心臓がパンクしてしまいそうだ。
俺が、分かった、と言うと、凄い勢いで抱きついてきて、犯されるんじゃないかと思っていたら、准が俺の胸に顔を埋めた。
俺「泣いてるの?」
准「泣いてないよ、バカ。すごい気持ち悪くて、死にそうだった」
やっぱり泣いてた。それと悔しかったんだと思う。
一言、ごめんねと言った。そして、もう大丈夫だからと言って、離れようとする准を、俺はぎゅっと抱き寄せた。
准「のぶは暖かいね。
これブルガリブラック?」俺「うん。好きじゃない?」准「いや、昔好きだった」
俺「そういえば、市ノ瀬も同じだって言ってた」
准「そう、、」
俺「どう、落ち着いた?」
准「のぶのおかげで」
俺「泣いてたから、泣かせてあげようと思った」
准「俺、嫌だって拒否できなかったから、どんどんエスカレートして。どうしようもできなくなって。
あぁやだね。
てかさ、のぶ、俺の事好きでしょ?」
俺「うん」
准「じゃあなんで、さっき俺じゃなく、市ノ瀬と付き合いたいっていったの?」俺「それは、、」
いいかけて、途中で口を塞がれた。今度はさっきより少し長かった。
准「俺も、、のぶの事好きだから。おやすみ」
俺もおやすみ、と言ってはみたけれど、素直に眠れる自信はなかった。
朝6時に布団から出るとこうはそこに居なかった。代わりに准の携帯に、
「昨日は酔って変な事してごめん。また遊ぼう」というメールがあった。
おいおい、好きとかじゃなくて、酔った勢いなのかよと准は文句を言っていた。 ただ准は、今でも普通に飲みに行ったりしているらしい。俺はもう会うことはないと思うけど。
俺と愛斗は、帰り支度を始めていた。
准がちょっと待ってなよ、と言ってチャーハンを作ってくれた。
自分、料理できないから、尊敬した。てかチャーハンは大体の人が作れるらしいけど。
で、なぜか昨日よりも明らかに会話が少ないと思った。
まだ起きたばっかだからと言うわけでもなさそうだ。なんとなくこの状況が理解できてきた。
食器の片付けは、愛斗がしてくれた。俺は准くんとラピュタを観ていた。
愛斗が戻ると、タバコを吸っていいか、准に確認して火を付けた。
俺「愛斗タバコ吸うの?」 愛斗「知らなかった?あぁ三上、タバコ嫌いだから」俺「三上って誰だっけ?」
准「俺だよ」
俺「三上って、いうんだっけ?」
准「あのさぁ、自己紹介したじゃん」
俺「笑。
てか、愛斗タバコ止めた方がいいよ。俺もタバコ吸ってる人好きくない」
愛斗「わかった笑」
俺「絶対、うそだ」
地下鉄まで、俺と愛斗は一緒に帰る事にした。
准も途中まで、送ってくれるらしい。
外はめちゃくちゃ冷えていて、雪がちらほら。
だけど、朝日に照らされたそのふわ雪は、重力を無視し、空中を漂っている。意思があるかの如く。
すごく綺麗だ。
桜だ、と言ったのは愛斗だったが、俺達もそう思った 春風に舞う雪は、まるで春の桜の刹那的、美しさがあった。
俺達は少しその場で、佇んでいた。