「入れたい」
そうつぶやいたEは、僕の返答を待たずに大きく身を反転させた。
ジュポッと音を立てて僕の口から抜け出したEのチンポは、先走りと僕の唾液をタラリと滴らせながら僕のアナルへと向かった。
そして、Eは正常位の体勢で僕に挿入した。
先ほどのアナル攻めと、僕の精液ですっかり緩んでいた僕のアナルは、意外なほどすんなりとEのチンポを迎え入れた。
「うッ!! んあぁッ!!!!」
「あぁ…すごい締まる! ヤバい…あぁぁぁぁ… スゴイこすれる…」
Eはゆっくりとひとつひとつの感触を楽しむように腰を前後させた。
「あぁぅぅ…すごい…すぐイッちゃいそう」
僕が見上げると、Eは切ない声を出しながら顔をゆがめていた。
Eは僕の片足を持ち上げたり、四つん這いにさせたりてバックから突いたり、うつむきにさせて覆いかぶさって腰を動かしたりと、短いスパンで実にいろいろな体位を試した。
二人でつながったまま壁際に歩き、拘束されたままの両手を壁について立ちながら激しく突かれた時には、足がガクガクして立っていることができなかった。
僕がEに懇願すると、Eは挿入したまま僕の膝を抱えて軽々と僕を持ち上げ、ベッドに戻ってくれた。
「あぁ…イキそう …キモチよすぎる あぁ!!イキそう」
Eはそう言いながらも体位を変えては腰を振り続けた。
Eは射精をこらえるようにしながら、それと反比例するようにEの腰の動きは少しずつ早くなっていった。
ベッドに戻ると今度は騎乗位の姿勢で、Eは下から僕を激しく突きあげた。
暑さで垂れたEのでかいキンタマが、Eの体の動きに合わせてビタンビタンを僕のキンタマに当たった。
僕のチンポやキンタマも、ブランブランとだらしなく上下に揺れた。
僕はいつのまにか、タオルで拘束されたままの両手で自分のチンポをしごいていた。
さっき射精したばかりだというのに、僕のチンポはすでに限界まで硬くなっていた。
「あぁぁぁッ!!イク!!イク!!!中に出していい??」
僕はEの声にこたえる余裕もなく必死で腰を上下させていた。
「んあぁ!! もう我慢できない!!…イク!!イク!!!イクよ!!!
ッッんんあぁぁぁッ!!!!」
Eは僕の中に熱い精液をぶちまけた。
Eのチンポが何度も何度も大きく痙攣し、勢い精液を注ぎ込んでくるのを、僕は体の中で感じた。
Eの長い射精が終わって、Eの上に体を倒してようやく我に返ると、僕もいつの間にか射精していた。
Eは自分の上でグッタリしている僕を抱きしめ、僕の顔を横向きにさせて激しく僕の唇を吸った。
僕らは飛び散った精液を拭き取ることも、チンポも抜くこともせずに、しばらくの間、そのままのじっとしていた。
そして言った。
「オレたち、愛し合ってるよね」
体の下にハッキリとEのぬくもりを感じながら「うん」と僕は答えた。
Eは続けてこう言った。
「やっと…ひとつになれた」
そして、後ろから僕をつよく抱きしめてEは言った。
「妊娠させちゃったらゴメンねw」
ひとつになったまま、僕らは笑った。