オレの体には異変が起きていた。
妙に息が上がって、ギンギンに勃起したチンコ。
そして口元からはタバコのにおい…。
触ってみるとボクサーは先走りで濡れてた。
ともかく感じていたらしいことだけは確かだ。
でも、タバコ吸わねぇしなぁ、オレ……。
ワケ分からないまま、また眠りに落ちた。
翌朝。
目が覚めるとシンジさんがコーヒーを淹れるところだった。
寝ボケ頭が、コーヒーでだんだんハッキリしてきた。
夜中のタバコ、吸うとしたらシンジさんしかいない。
ってことは、シンジさんにキスされたのか?オレ??
しかもチンコまで触られたりしたのか??
目の前のシンジさんは、まったくそんな雰囲気ないまま、
「今日の波じゃ店もヒマそうだな〜」爽やかな笑顔してる。
書き忘れたけど、オレはこの時まで普通に恋愛対象は女だった。
中学で初体験も済ませたし、そこそこHもしてきた、つもりだ。w
でも、シンジさんにキスされた(かもしれない)今、
不思議とイヤな感覚は無い。
てか、シンジさんとならHできるんじゃね?
なんて考えながらシンジさんの口元を見ていた。
いろいろ確かめたかったけど、結局、この日は家に帰ることにした。
まだ傷もふさがってないし、頭も混乱してきたし。。。
傷が治ってきて、デカい防水バンドエードなら海に入れるようになってから、
オレはまたシンジさんの店に行った。
いつもどおりの爽やかな笑顔で接客してるシンジさんを見て、
ちょっとドキっとしてしまった。
軽く1Rこなして、店前のシャワールームで洗ってると、
「わりぃ〜、ちょっと入るぞー!」ってシンジさんの声。
「お、ユウト!ゴメンな、急いで出るから!」
パパっとウエットとサポーター脱いで,一緒にシャワー浴びだしたシンジさん。
ただでさえ狭いところに、シャワーは1つしかないから、
オレがちょっと後ろにずれて、シンジさんが頭洗うのを見ている状況。
「シンジさん!」
顔がこっち向きざまに、オレからキスしてた。