遅くてすみません。
続きです!
「僕もカズキ君みたいに部長に裸を晒したんだよ」
絵を再び仕舞う部長。
「今日もありがとう。明日もよろしくね」
いつもと同じ笑顔の部長。
だから俺も普通に笑って「はい」って返した。
次の日。
いつものように放課後までの時間を過ごし、掃除をした後、美術室に向かった。
「今日はどんな格好すればイイですか?」
昨日の報酬として貰ったジュースを飲みながら部長に訊いた。
「いろいろ準備してきたんだけど…さ」
複雑な表情をする部長。
「なんですか?なんかあったなら出来る限りのことはしますよ」
ちょっと高いジュースをもらってるんだからそれくらいはしないと。
「えっと…さ。写真、ダメかな?」
「え?」
「顔は撮らないからさ!確認してもらっても構わないから!ダメ…かな?」
「いいっすよ」
俺からしたら、部長がそんなふうに言う意味が分からなかった。
普通に写真撮らせてでイイと思ってた。
「ほんとに?」
「はい」
「ありがとう」
早速…と言って、カメラを用意し、取り始める部長。
「ちょっとボタン開けて」
「はい」
中に黒のタンクトップを着てるから気にならない。
「中の脱いで」
なんか雑誌のモデルになった気分。
段々過激になる部長の注文に気にせず対応していた。
続く