サキと3人のとこへ向かった。
マ「やまとー!あんた最強だわ!明日から告られまくるかもねー(笑)」
ママ「マユから聞いてたけど本当に速いねー。かっこよかったよ☆サキも負けん気の強さが出でたよ!お疲れ☆」
勇「速えーな!ありゃーみんな惚れるわ(笑)もう感動したから焼肉は決まりだな!!」
3人「よっしゃー!!」
俺「じゃぁもう帰る?(笑)」
ママ「あんたまだ出るのあんでしょ?組体操とか。」
俺「出ないよ。練習とかしてないからー。ペアの奴すらいない(笑)まぁ組体操は来年やればいいよ!出るのは1番最後の色別リレーくらい。俺より遅いくせに3年がアンカーだからやる気しないんだよね」
ママ「組体操って1年〜3年の男子全員やんでしょ?あんたどーしよーもないね(笑)リレーの選手なんだね。頑張れ☆あたしら、ご飯もまだだから帰るけどあんたらは最後までいなさいよ!!」
そー言って2人は帰って行った。俺らは一応、最後まで運動会に参加した。
終わってからは一旦解散して、着替えやら2人は化粧直してからまた集合した。記念のプリクラを撮りに行ってカラオケに。7時くらいに、マユの携帯に電話がきて勇治さんに迎えにきてもらって焼肉屋へ。
勇治さん以外はみんなビールで乾杯!!俺はビールを4杯とウーロンハイを3杯くらい呑んで完全に酔っ払い。。。 ノリでカラオケに行った。この時間は入れないかもしんないから、勇治さんの後輩がやってるちょい離れたカラオケに。呑んで騒いで、俺らは泥酔状態。。
ママ「大和もサキもそんな状態じゃ家帰れないでしょ!?明日は休みなんだしうちに泊まって行きなさい!」
俺「大丈夫だよぉ〜。今日はぁ家に帰ってぇシコってぇ寝るからぁ〜」
ママ「どうでもいいけど。本当に大丈夫?無理しないでよ」
帰る道順てきにマユの家に先に着いた。マユ、ママ、サキはここで降りた。
ママ「勇治ごめんね!大和送ってあげてね。無理そうなら電話して!こっちも酔っ払い2人いて大変だけど。大和は最悪そのへんに捨てても死にはしないから!」
勇「大丈夫だよ。最悪そのへんに捨てるから(笑)じゃーまたな!」
また勇治さんと2人きりに。。
勇「やまとー!大丈夫かー?ガキが無理してあんなに呑むから」
俺「大丈夫だよ〜。頭痛くて〜吐きそうで〜気持ちいい〜」
勇「なんだそれ?(笑)そこの公園よるから、吐くならトイレ行け!」
通りかかった公園に車を停めた。運転席から降りた勇治さんは、後部座席のドアを開けて 抱き抱えるようにして俺を起こした。。
勇「ほら!お前、トイレ行くぞ!」
俺「だいじょぶです。吐きはしないからぁ。あんまり動かさないで〜」
後部座席のドアを閉めた勇治さんは、俺の肩に手をまわした状態。。俺は勇治さんの胸あたりに顔を埋めてた。
勇「大丈夫か?ここで少し休んでくか。水でも買ってきてやろーか?」
俺「勇治さんって見た目の割りに優しいんすねぇ〜。水はいいからちょっとこのままにしてください」
勇「見た目の割りにって(笑)お前だから優しくしてんだよ。なぁやまと…」
俺「なんすか〜?ンッ!?!」
顔を少し上げた瞬間。。本日2度目のキスをされた。しかも最初から深いキス。酔ってるせいかすごいエロい気分になった俺は、もうどーにでもなれって感じだった。
「ンッ。ハァァ。。アッ」
キスしてるだけで声か出ちゃってた。ゆっくり唇が離れた
勇「マジお前エロいな(笑)てかヤバイ可愛いすぎる!ずっとキスしたかったんだ俺…」
俺「なんで俺なんすか?俺、男だし。勇治さんゲイじゃないっしょ?俺もゲイじゃないっすよ。。でもなんか…もっとしてほしいって…酔ってるせいっすかね?勇治さん…」
再び唇が重なる。激しいだけじゃなくて、優しいキス。優しすぎるくらいの。。こんなキスは初めてだった。お互いがお互いを求めてるって感じだった
勇「なぁやまと。明日は休みだろ?だったらうちに来ねーか?」
キスをやめて勇治さんが言った。その表情はまだ数回しか会った事ないけど、今までに見たことないくらいの優しく穏やかな表情だった。
そんな表情を見た俺は悩む必要なんてなく、答えは一つ
俺「はい。。」
勇治さんは、すげー嬉しそうな笑顔だった。まるで少年のような
俺「勇治さん。あの、、助手席に乗っていいっすか(笑)」
勇「なに言ってんだよ!むしろ乗れよ!(笑)」
車は勇治さんの家に向かって走りだした。