恭介さんからの告白から三日後
恭介さんが来た
恭介さんは顔にアザを作っていた
「あの後二人で殴り合ってね。ハハ。」
「・・・」
僕は無言だった
「俺がケンジ君のことが好きになったって言ったら,あいつ凄い怒ってさ」
「あの,前の返事なんですけど,やっぱり僕は安田君が好きです。もちろん恭介さんのことも好きですけどそれ以上に安田君が大好きなんです。だからすいません」
「そっか・・・わかった」
恭介さんは,帰っていった
「きっと直樹も君のこと好きだと思うよ。だから言ってみなよ」
恭介さんは凄くかっこよく去って行った
恭介さん・・・
なんか告白なんかされたことないから,よくわからない態度とって傷つけてしまった・・・
僕は心が痛んだ
でもやっぱり僕の好きな人は安田君だからうそつきたくない
僕は思い切って安田君のアパートに行った
チャイムを鳴らしてみたが,ぜんぜんでない
ケータイにも電話してみても出なかった
僕はとりあえず玄関の前に待つことにした
そして二時間後ぐらいに
安田君が帰ってきた
「うわ!びっくりした!ケンジかよ」
「あのさ安田君・・・ごめん!!なんか僕が二人の間に入ったことでこんなことになっちゃって」
「ケンジのせいじゃねぇよ。あいつが勝手にお前のこと好きになったんだろ?もうあいつとは完璧に切れたわ。。。ケンジ何??何しに来たん?」
「いやぁ〜散歩がてらに」
「そっかまあ入れよ」
部屋に入ると部屋が片付いていた。恭介さんのものがなくなったからか,凄い広く感じた
「あいついなくなってから広くなったろ?」
「う・・ん」
「俺シャワー浴びてくるわ。適当にテレビでも見てて」
安田君は以外にあっさりしていた。結構落ち込んでいるかと思ったのに
シャワーから出てきた
パンツ一枚・・・
しかもぬれた体が何ともエロ・・・
二人でテレビを見ているときに肩がふれる
ヤバイ・・・・
ドキドキする
「こいつおもろいだろ!?ハハハ!」
ちょうど目があう・・・
目がずっと合って安田君は僕にキスしてきた
「あのさ安田君・・・僕は安田君が好きだから」
「そんなこと知ってるって」
安田君は僕の頭を持つとディープしてきた
舌が絡みつく
僕は頭がおかしくなりそうになった
でも何とも言えない幸せな気持ち・・・
二人で体を重ねあわせた
ずっと好きだった安田君とひとつなった
射精したあとも続くこの幸福感
僕は安田君に包まれながら眠りについた
ずっとこのまま二人でいたいと思った
end
さんざん待たせておいてこの終わりかい!?と突っ込まれるかと思うのですが(笑)今まで見てくださった方ありがとうございます。これからも機会があったら書きたいと思います