この話は今年の2月に起きたこと、未だに鮮明に覚えているので書きたいと思います。
一応スペックは、俺180*71*27、カズ176*63*27(大体です、ちゃんと聞いたことないからコレくらいかと)たまたま見つけたけど顔は西野正崇って人に似てます!
カズとは俺たちが18歳の頃、上京したときからの関係。
学校は違ったけど学生会館が一緒で共通の友人がいて、彼の紹介で友達に。
カズの第一印象ははっきり言って俺とは合わない感じ、口に安ピン刺さってるし、金髪だし、元空手部員で尚且つバンドでギターをやってて、俺はというと、自分で言うのもなんだけど、真面目にバドミントン部の部長とか勤めちゃう割と地味メン。
彼と一緒にいるとなんだか心地いい、なにより楽しかった、ホント盛り上げるのが上手いというか。
まぁ、そんな関係が今まで10年近く続いてて、去年8年付き合った彼女と彼は入籍、入籍までにはいろいろあったんだけどそこは割愛っつうことで。
その割愛の部分で一度友情関係にヒビが入ってしまったんだけど、時間を重ねてそのヒビも修復できた。
でもお互いなんだか前みたいにじっくり話したこともなく、腹を割って話したいなーって思ってた頃、共通の友人が諸事情により田舎へ帰るということになり、俺ら二人はなんだかモヤモヤした気分になっていた。
カズはその頃、奥さんが出産に備え田舎に帰っていたので一人きり。コレはチャンス(別に変な意味は無い)と思い、今度遊びに行くわぁ、ってことで駅で別れた。
そしてお互いのスケジュールの都合がついた今年の2月、前日に連絡を取り合って、家まで車で迎えに来てくれるということだったので、仕事から帰った俺はシャワーを浴び終えて家で待っていた。
彼がマンションの前に着いたので、車に乗り込んだ。
カズ「なんか買い物してく?」
俺「だね、とりあえずギョーザは持ってきた」
前々から旨い餃子が手に入ったので食べさせてあげるという約束をしていた。
カズ「だったらビールじゃね?」
俺「任せる」
そんなこんなで、スーパーへ。
二人きりで買い物、長い付き合いだけど二人きりでどこかへ行ったり、遊んだり、初めてだった。
スーパードライの500mlの6缶パックひとつと、俺は日本酒、カズは緑茶梅酒をかごへ、あとはお菓子やら、値引きになったマグロやら、そしてキムチをかごに入れようとしたら、
「オレ、キムチ嫌いなんだよね、ってか食べたこと無い!」
と言ってきたので
「じゃあキムチ好きになるとっておきの肴があるからそれ作ってあげるよ」
と言いレジへ向かい、会計を済ませ彼のマンションへ向かった。
ちょっと前置き書きすぎたかな、みんな割りと短めで切ってるから俺もこの辺で一度切ります。