僕は安田君とチンコをにぎりあってエッチする夢を見てしまった
「お前俺の夢見てあんな声出してたん?」
「ちょっと・・・まぁ」
僕はお茶を濁すようにボソっと言った
「どんな夢だったん?」
「え・・・ちんちんを握り合う夢・・・」
僕はもう正直に言った
もし安田君がノンケならドン引きされるだろう・・・そして二度と声をかけてくれないだろう。。もしゲイなら許してくれるだろう僕はカケに出た
「俺と?チンチン握り合う夢?ハハハ(笑)何の夢見とんねん」
え・・何そのリアクション?
「あっあのさ,安田君メンミク知ってる?!!」
僕は思い切って聞いて見た
「やってるよ」
え・・・!普通に返してきた
「何だ,ケンジもゲイだったん?」
「え・・ケンジもって。安田君もゲイなの?」
「うん・・・まぁゲイかな?俺女の子と付き合ったの高校生ぐらいまでだし。。もしかしてあのデタラメなプロフィールお前の?」
「うん。安田君にバレないように」
「何だよ。早く言えよ」
僕は肩の荷がグっと降りたような気がした。
ゲイだって人に言うことでなんでこんなに安心感があるのだろう。。。
安心感というより,何だろうこのドキドキ感は。。秘密を共有してしまったという感じかな?
「さっきのケンジの反応見てわかった。俺の名前出てきたし。こいつゲイかな?って」
「ぼ,僕ね,安田君のこと,ずっと好きだったんだ。ずっと気になっててあの良かったら,友達になってくれないかな?」
「は?今でも友達だろ?何言ってんの?笑 俺ケンジのこと最初見たとき,小学生みたいだなって思った,話してみたら意外に明るくて考えとかしっかりしてるからびっくりだった(笑)」
「そうだったんだ・・・」
なんか安田君に言われて僕は凄く嬉しくなった
「あっヤベ。今日バイトだったわ。じゃあまたな。サンキュ!!」
「うん」
「マイメンミクになろうな。お前送っといて」
「うん」
そうして安田君は帰っていった・・・
なんだろうこのドキドキ
僕は 安田君の秘密を知ってしまった
そして僕の秘密も言ってしまった
この飲み会で確実に僕たちは 距離が縮まったような気がした