続きます。もう少しでエロ行くんで待っててください。
それからヤスとは飲みに行ったり遊んだりはするけど何もしなかった、たまに筋肉自慢するヤスに反応するくらいで。
その間を縫ってユウジとも遊んで泊まりに来て無防備なユウジの体に触ったりして抜いたりしてるうちに俺はユウジが好きなんだと気づいた。
ヤスとユウジを比べてユウジが好きということに気づいたんだ、でもユウジはノンケ、そのことを文さんに相談した。
文「辛いわね、ダイちゃんヤス君じゃダメなの?」
俺「ヤスはいい奴だしユウジが居なかったらもしかしたら好きになってたかも、だけどヤスといるとこれがユウジだったらなんて考えちゃうんだ。」
文「想いを伝えるにはちゃんとその後のことも考えなきゃダメよ、私はこんなんだからカミングアウトしても大体は笑ってくれてその後も関係は変わらないけど若い頃はそうもいかなかったわ。友達に打ち明けてその後関係が途絶えたりもした。」
俺「後悔してるんですか?」
文「私はこの道で生きると決めたときから何の後悔もしてないわ、でもダイちゃんは違う、普通に生きたいのなら最後まで隠すべきよ。」
俺「でもそれじゃこの気持ちは・・・」
文「その生き方を決めたのはダイちゃんでしょ?それを否定はしないし無責任に告白しろとも言えない、ダイちゃん次第よ」
俺次第か、ヤスにも言われたな・・・
次の日俺はユウジにメールを打った、
「ユウジ突然だけど俺お前が好きなんだ、男だけど今まで誰も好きになれなかったけどお前が好きなんだ。おかしいよな、ゴメン俺馬鹿だよな。」
送信した瞬間スゲー泣けてきた、後悔なのかな?俺は一番仲の良い美容師の女の子リカチャンに会いに行った、泣きながら美容院の中へ入る。リカチャンと一緒にいつも遊んでるいて他の店員とも仲良しだから皆心配してすぐにリカチャンを呼んでくれた、
リカ「どうしたの?なんかたったの?」
何も言えず泣いてるだけだった、
リカ「どうしたの?わかんないよ?」
俺「大丈夫、ちょっと寂しくなっただけ、ごめんね仕事中に。」
リカ「嘘、大丈夫なわけないでしょ、そんなに泣いて、今日終わったら家に行くから絶対いてよ?すぐ行くから絶対だよ?」
俺は電車に乗った、新宿行きの。なんとなく二丁目に行こうと思ったんだ。
その電車の中でユウジからメールが来た。
「は?何言ってんの?馬鹿はいつものことでしょwww!」
今思えばこうやって誤魔化すことが優しさだったのかもしれないが俺は答えも聞けないなんてってまた泣いていた。
新宿について真っ先に二丁目に向かった、今まで行った事なかったから少し迷ったがある場所を境にここだと分かった。
その場所付近から異様な雰囲気が漂い男同士手をつないだり、明らかにオカマの人たちがいる、今日は土曜日だからか、そんな人ばっかりだ。
俺は衝撃を受けたこんなにも自分に真っ直ぐに生きている人がたくさんいる。
なのに俺はゲイであることを否定してゲイにもノンケにもなれずにいる、ユウジに告白した今も。この場所でも俺の居場所はないような気がして歩道の隅で自分に真っ直ぐに生きている人たち何時間もを羨むようにさけずむように見ていた。
リカチャンからメールが来た。
「今終わったよ、どこにいるの?アパートの前に来たけど車はあるけどコンビニにでもいってるの?」
返信をせずにいると同じようなメールの後にユウジからメールが来た。
「何してんの?リカチャンが心配してたよ何か様子が変だってずっとアパートで待ってるみたいだよ。」
告白したことには触れてこない、その後文さんからもメールが来た。
「たまに一緒に来る美容師の女の子が店に来たよ、様子が変だって、何があったの?もしかしてカミングアウトしたの?」
リカチャンとも文さんの店によく飲みに行くがその時もノンケを装ってる。
その後もいろんな人から同じようなメールが来た後ヤスからメールが来た。
「何してんだ、馬鹿野郎!寂しくなったら俺んとこ来いって言っただろ!!今がそん時だろ?どこにいるんだ?電話でろ!!!」
またズルくて弱い気持ちがあふれてきた。
次回やっとエロです。