高校ではまだまだ身長が伸び盛りだったみたいで、僕の身長は185センチまで伸びた。体重も70キロくらいまで増えて、ある日の風呂上がりに父さんから、「大人になったな」としみじみと言われた。このときは上半身裸だったんだけど、言われてみれば身体だけは大人の部類だったんだと思う。クラスでも1番の高身長だったしバスケ部の友達から真面目に入部勧誘をされた。当然ちんぽの方もそれなりにでかくなり、高2で行った修学旅行でクラスの男子全員で風呂に入ったときは僕のちんぽが1番でかかった。平常時で完全に皮が剥けているのは僕ともう1人だけで何人かから、
「羨ましいんだけど」
とか言われてちょっと戸惑った。スイミングスクールで茂にそれを言うと、
「亮太のクラス、ガキんちょばっかなんだな」
と笑った。この当時の茂は身長は平均的だったんだけど日に日に身体つきが逞しくなっていくのが僕にも判った。柔道場に通っているのは知っていたけど下半身がガッチリして足の太さが半端ない。顔つきは相変わらずガキっぽかったし、性格も素直なやんちゃという感じ。茶髪は中学時代よりは落ち着いたけど、派手なピアスとかアクセサリーは相変わらず。だから茂に僕のクラスメイトをガキ扱いされるのはちょっと納得が行かなかった。高2の冬休み、茂が僕の家に泊まりに来た。この日を境に僕はゲイの世界に足を踏み入れることになる。茂とはお互いの家を行き来する仲で僕の家族全員が茂のことを知っていたから、いつものように母さんがつくった飯を食いいつものように風呂に入ることになった。何故か一緒に入るのが当たり前になっていたのは今から考えれば不思議なこと。ガキの頃からの付き合いだからできることなんだろうと思う。スイミングスクールでたまに見ていた茂の裸だけど、こうしてマジマジと見るのは久しぶり。クラス1のでかちんの僕の上を行くでかちんは軽く成人男性の平均を通り越したサイズで依然として圧倒的な存在感だった。珈琲のロング缶くらいのサイズの長さと太さのちんぽ、これだけのサイズがありながら仮性包茎らしく亀頭の半分くらいが皮で隠されていた。ダラーンと垂れ下がったちんぽの後ろにはズッシリとした玉袋があってこれも小さな鶏卵くらいのこれまた立派な金玉が収まっているのが判る。他のヤツだったら少しは隠すんだけど、相手が茂だと不思議と隠さなくていいような雰囲気になる。幼なじみだから為せる関係だったんだと思う。