結局この日のお泊りから帰宅した後、僕はオナニー中毒者となる。1日2回のペースでひたすらちんぽを扱き続け射精の快感を味わい続けた。暫くしてスイミングスクールの更衣室で茂に会ったときに、
「茂のせいでオナニーがやめられないよ」
と笑いながら言うと、
「別にいいんじゃない?」
といつもの無邪気な笑顔を見せた。そこに孝太郎も加わって、
「俺も毎日やってるよ」
と言う。僕だけじゃないんだとちょっと安心した。ちょうど3人とも帰宅前で水着を脱いだところ。この頃は学年1の長身の孝太郎や依然として学年でも高い身長だった僕と比べて茂は身体は小さかった。でも僕や孝太郎の2倍以上の太くて長いちんぽをだらりと重そうにぶら下げていた。あの泊り以来、恭平、孝太郎、茂と僕の間ではあまり隠して着替えることはなかったからお互いの身体は見放題だった。
「どれどれ」
ちょっとふざけた感じで孝太郎が僕のちんぽを覗いてきた。
「亮太、でかくなったね」
「え、そう?…てか、孝太郎は?」
孝太郎が股間を突き出して見せてくれた。ちょっと前に風呂で見たときより小さくなっているような感じ。でもちん毛の量は確実に増えていた。
「大人みたいだ」
素直に言うと、笑いながら自分のちん毛を引っ張っていた。この頃の僕は自分のちんぽがどんどんでかくなることに少し困っていた。と言っても茂には勝てないけど、勃起すれば確実に剥けるようになっていたし孝太郎だけじゃなくて茂や親、別の友達にも同じようなことを言われていた。トイレや風呂でも意図的に隠すようなことはしなかったけど、誉められると少し嬉しかった覚えはある。成長期ということもあるんだろうけど、毎日ひたすらちんぽを擦り続けたせいでもあると思う。特にこの頃、中1から中2にかけてのちんぽの成長は著しかったことは今でも覚えている。
翌年の体育の水泳の授業の着替えのときには必ず「チン評会」が行われた。皆、他人のちんぽが気になる年齢だったんだと思う。此処では大抵負けることはなかったし、色んなヤツのちんぽを見てきたけど自分のちんぽは成長が早い方なんだなって自覚せざるを得なかった。ある日の「チン評会」で別のクラスの翔と比べ合いをした。翔が自慢するだけあって翔のちんぽはでかかった。ビックリするくらいに長い。たぶん長さだけなら茂とそんなに変わらないくらい。しかも中2にして既にズル剥け。
「お前のちんぽ、でけーな」
誉めてやると凄く嬉しそうな顔をして、
「だろ?…先輩とかにも負けたことねーし」
と相当自慢気な様子だった。
「F組の茂がマジでかいから比べてみ?」
と言うと、
「そうなん?…勝負してみるわ。茂ってやんちゃそうなヤツだよね?」
「うん。悪いヤツじゃねーから」
と言っておいてやった。