仕事を終え怜君に電話し、待ち合わせをしました。
怜君は先に居酒屋に行っていて俺が追い付くことになりました。
居酒屋に入るとボックス席で飲んでいる怜君を見つけ席に着きました。
俺「ごめんごめん、残務多くて時間かかちゃった。」
怜君「ほんとおせぇよ〜俺3杯目だし、さみしかったよ〜」と笑いながら言っていました。
俺「ごめんって☆じゃあ俺もビールにする」と注文しお互い次の日はオフだからたくさん飲もうって言って飲み始めました。
3時間ほど居酒屋で飲み店を出て時計を見ると終電が終わっている時間でした。
俺「やっべ、終電終わってるし」
怜君「うん?俺の家こっからタクシーで10分くたいだよ。うちで飲みなおすか?」
俺「いいの?迷惑じゃない?」
怜君「全然迷惑じゃねぇ〜し」と上機嫌で言っていました。
俺は正直この時には怜君の事を完璧に好きなっていて家に行けるのかって思うとすごくうれしくって。それを悟られないようにするのに一生懸命になっていました。
歩きながら怜君の家に行くことになり、歩いてると時々怜君はおれの手を握ったりしながら「恋人同士みたいぢゃね?」と笑いながら歩いていて、そんな彼を見ていると俺もうれしくなりました。
途中コンビニにより酒を買いなおして怜君の家に着きました。
ホストをやっているのか部屋がすごく広くて
俺「部屋ひっろい笑。まじでうらやましいし、俺なんてワンルームだよ?」
怜君「ひとりでこんな部屋もさみしいんだよ、今日は優君がいるからさみしくないけどな」と言われ俺はドキってしてしまった。
ソファーで横並びになって飲みながらいろいろな話をした。
怜君「そういえば優君は彼女いるの?」
俺「ん?いねぇよ。ほしんだけどなかなか」
怜君「どんな子がタイプ?」
俺「う〜ん?自分の夢に向かってがんばってる子かな」
怜君「見た目とかは?」
俺「やっぱり痩せてる子がいいかな。」
怜君「他にタイプとかねぇの?」
俺「どうしたの?ずいぶん喰いついてくるね笑」
というと怜君はマジな顔になり俺の方によって来た。
すごく距離が近くなった。怜君が俺の顔を見つめてくる。視線が痛いって言うのはこの事なのかな?って思うくらい見つめられていた。耐えられなくなった俺は
俺「どうしたの?あんま見つめるとチューしてやるよ?笑」というとギュッと抱きしめられてしまった。
怜君の胸の音が聞こえる・・・ドキドキしてるんだ・・・・
怜君「優君・・・・」
俺「うん?」
怜君「顔見てこんなこといえねぇから抱きしめたまま聞いてもらえるかな?」
俺「うん・・・なに?
怜君「俺。。優君のことが好きなんだ・・・・」