遅くなりました(^o^;)
連絡事項
・制服は学ランでした
回想からは人物の名前を改称させていただきます。
仮名も使っています。
先輩A→浩二
先輩B→慶太
三次会での同期→ユウ太郎
回想より登場
マサ彦(同期)
ヒロシ(1年上)
タカシ(隆2年上)
カズアキ(二年前の主将)
回想…
あれは俺らが入部して間もないころだった。
あの日の放課後は、部活も休みで「部室には先輩達も誰一人としていない、だから室内を掃除・整頓して先輩達を驚かせよう」そういう話なり、部室で仲良くなったユウ太郎と数人で中を綺麗にすることになった。
じゃんけんで2人ずつ分担をして、早く終わった人から帰れるってルールになったのだが、俺は一番時間がかかりそうな先輩達の棚掃除をマサ彦と一緒にすることになった。
(まぁ今日塾もないしゆっくりやるか)
棚の中にはそれぞれ部活で使うシューズや道具が入っていて、泥がこびりついている棚もあった。
気付けば掃除開始から二時間経っていた。4時に始めたので、もう6時を過ぎていた。
ゴミ捨て担当の2人、床担当の2人、窓担当の2人 の順にどんどんみんな帰ってしまっていて、部室には俺とマサ彦の2人だけになっていた。
俺「ふぅーやっと終わった!超綺麗じゃん?!」
マ「そうだね。これで先輩達も明日の部活で大喜びなこと間違いない!」
薄汚れたYシャツを2人してパンパンと払い、制服を着て帰る準備をした。
出入り口前で話し声がして、俺は主将の先輩に鍵を返す事を思い出し、きっとその先輩が取りに来たんだと思い ドアノブを回した。
ドアを開けて外に出ると、やはり主将のカズアキ先輩がいた。
他に、3年のタカシ先輩(俺と同じ名前←字は違う)と浩二先輩、慶太先輩、2年のヒロシ先輩が いた。
カズアキ先輩は鍵を受けとると「閉めるぞー」と言って施錠し、場乗りもせず一人そそくさと去っていった。
「自分も帰ります。」
俺も、そう言って立ち去ろうとした。が、すかさずヒロシ先輩は俺の腕を掴み、「まだ帰るのは早い」と目で言っているのがすぐわかった。
雰囲気は一気に変わった。
俺「え?」
慶「このあと何か用事でもあるのか?」
俺「え、いやぁ何もないですけど…」
慶「じゃあ遊んでから帰ろうぜ。こんなこともう二度とないかもしれないぞ」
慶太先輩は淋しげに言った。
本当にそのあとは何もなかったけど先輩たちとは一緒にいたくない、と当時は内気で逆らえない俺だった。
強引にマサ彦と俺とヒロシ先輩は3年の先輩らに 人気のない学校内の茂み(学校内にちょっとした林がある)に連れられた。
浩「じゃんけんで標的を決めよう!」
その発言に、マサ彦と俺は目を丸くした。