そのとき、オレの中で悪い、それでいて自分自身を内側から興奮させる考えが生じた。オレはその悪魔の囁きに従い、パンツのジッパーを下ろし、下着の窓からいつの間にかギンギンに勃起した自分の分身を取り出し、左手を添えゆっくりと上下に動かしてみた。当然、こんな行動に出るのは初めて。必要以上にバックミラーやサイドミラーで周囲の様子に警戒をしながら、それでも誰か気づいてほしいというスリルを楽しんでいた。このときオレは6日間も溜まっている状態で、文字通りいろんな物が気持ち的に溜まっていたのだろう。ただし、彼らに気づかれる前にイってしまうわけにはいかない。約1週間ぶりのオナニーはこれまでないほどに注意が必要だった。放出してしまわぬよう、それでいてギンギン状態はキープ。なかなかバランスが難しいところだ。そもそも、彼らからすれば車の中のオレにさえ気づいていない様子だ。このまま終わっていけばこれほど悲しいことはない。早く見つけてもらいたい気持ちが募る。
数分後、それそろ行こうか的な雰囲気が彼らの中で漂いだした。少年は5人、自転車は3つ。自ずと2ケツが2組ということになる。ドキドキしていると、うち1組は後ろのやつが立って乗りだしたではないか。
これは絶対に見られる! いや、何としても見てもらわねば…!
可能性としてはこちらとは真逆の方向に遠ざかっていくことも十分にありえたが、彼らは何の迷いもなくオレが車を止めた方向に進みだした。お互いの距離が近づいていく。8m、6m、4m、2m、そして…!
あ。今、後ろ立ってる子と目が合った。絶対ギンギン息子も見られたぞ!
こうなるともう、オレの暴走は止まらない。その場は何もなく本当に一瞬の出来事で、目撃した彼も目を疑ったか、あるいは理解の範疇を超えていたか、いずれにせよ何も起きなかった。が、その一瞬でオレは彼らがノンケであることを確信したし、高校生らしい見た目がよりいっそうオレを興奮させた。それだけに、その後の彼らの反応が見たくてどうしようもなかったのだ。気がつくと、オレは硬直した肉棒をパンツの中に閉じ込めることなく車を走らせ、彼らを追い掛けていた。
昼から仕事なんで一旦切って寝ます。すみません。