年末に裕太と修と3人でクラブイベントに行きました。
初めてだったので、何がなんだかわからず、裕太に従うだけでした。
入場料にドリンクが二杯付いているみたいで、バーでビールを頼んで、ハイカウンターで3人で立ち話していました。
あたふたしてキョロキョロしていると、
裕太「彰兄おどおどしすぎや!(笑)、めっちゃウケるわ」って笑われた。
裕太「男限定で普通のバーと思たらええやん。」って言いやがった。
イラついたから、少しの間すねてた。
裕太「楽しく飲もうや!出会いも大切や!気に入った人がいたら、話かけてみたら?」って言ってた。
呆れて、言葉がでなかった。
でも、回りを見渡すと男ばかりだけど、女っぽい奴どころか、普通にホストみたいな奴、ギャル男、普通の学生みたいな奴ばかりで、明らかにイケメンの部類が多かった。
不思議な感じやった。
中には、坊主や、勘違いのピンクの服の奴もいたけど、至って普通っぽい?のバーでした。
ステージがある以外は・・・・
そう、気になったステージなんですが、裕太に聞いてみると、
「時間になるとショーがあるんや!」とのこと。
時間にして、21時になると、急にステージが明るくなった。
何かと思うと、三人のスポーツマン?が出てきて、踊ってました。
すると、ライトがカラフルになり、急に脱ぎ出しました。引っ張るだけで脱げる簡単な服だったから、脱がしあいをしてました。
それをみて顔が赤くなりました。それを見ていた裕太が、急に俺の股間を握ってきました。
「あはっ♪彰兄ウケる〜、興奮してるし」と言ってきたので、俺は裕太に「殺すぞボケが!死ねや」と切れてしまいました。
そして、その場から離れてバーの所の椅子に座り、遠くからショーを見ていました。
ショーはダンサー?が、黒いヒモパン姿になって激しく踊ってました。時折キンタマが見えるような、見えないような・・・・・。近くにいたら絶対、チン毛見えてるよ。
なんか、ショーをみてずっと興奮している自分がいました。情けない(泣)
ショーもおわり、お酒を飲んでると、ホストみたいな人が話しかけてきました。ホスト「一人だから話し相手になって」と。
暇だったから、「はい。」といい、話していました。
ホスト風な人と色々はなしていると、急に裕太からメールが入りました。
「彰兄、さっきはごめんなさいやで。怒らんといて。彰兄もそのイケメンさんと今夜お泊まり?(笑) 僕、先帰るわ!!んじゃ。」やて。
こんな初めての所に置いてきぼりはかなわんと思い、怒りながら、店内を見渡したら、出口の階段の所にいました。知らない奴と楽しそうに話ながら出ていくのが見えました。
すぐ追いかけようとしたけど、メールをみたら「彰兄も・・・」も?「も」ってなんや!!って思たけど、ホテルに行くつもりだってことを察した。
俺は、バイでまだゲイではないと思うのだが、なんか、裕太と出ていく相手を見たから、あいつとやるんだと思うと気になって気になって、兄貴心?で裕太が、喘ぐ姿が頭をよぎった。
まぁ、考えても仕方ないと言うことで、一人でクラブにいた。
予定もなく、どうしようと悩んでいたら、何人かに触られたり、話しかけられたが、ビールを飲み終えた時点で帰ることにした。
ところで、修はというと、連絡先も知らないし、クラブにはもういないし、よくわからない。
ということで、店を出た。