続き書きます。
「あの…今日もしなきゃダメ?」
「いや、嫌ならイイよ」
「嫌とかじゃないんだけど。その…普通に話したりとか、キスしたり…。エッチだけみたいなのヤダからさ」
照れた感じで言う祐輔。
「わかった。いっぱい話そ」
もう一度、今度は周りを確認してからキスをした。
3日目。
バスで移動中。
「昨日最悪だったし」
「なにが?」
「昨日も陽子とヤッたんだよ。だけどなんか不機嫌でさぁ」
「で?」
「文句言ってウザいから、みんなで生で犯して中に出してきた」
「何人の中に出したの?」
「6人」
「孕んだりしねぇの?」
「まぁそんときは…」
「昨日カノジョと別れたんだ。陽子って名前なんだけどさ」
「えっ!?わりぃ…」
「気にすんな。好きじゃなかったし、お前らにやるよ」
「いらねぇし。ヤルだけでイイ」
「残念」
「てか、陽子よりお前がイイ」
「はぁ?ゲイかよ」
「お前なら…だよ。他のならヤダし」
「あ…ありがと」
祐輔には悪いがチョット照れてしまった。
「でも…俺、彼氏いるからさ」
「彼氏?」
ヤバイ。
彼氏っつっちまった。
「ぁ…あ!海すげぇ!」
「はぐらかすなよ」
こいつ…真人の真顔なんて久しぶりに見たな。
「だから…」
『もう着きますので、必要な物、忘れないようにしてくださいねぇ』
ガイドさんの声に救われた。
そんなこんなで水族館に着いた。