CoolBoys ゲイ向け Hな話掲示板


Hな体験談、作り話の投稿の場です。
以下は削除されます。
・仲間探し(出会いのコンテンツへ)
・悩み相談(「悩み相談」へ)
・疑問や質問(「Q&A」へ)
・内輪話(チャットや「雑談」へ)
・否定的なコメント
・実話か創作かの議論

※ここはゲイサイトです。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃投稿順表示 ┃検索 ┃設定 ┃過去ログ ┃ホーム  
24109 / 34512     ←次へ | 前へ→
返信は記事右上のメールマークより匿メールをお使い下さい。
詐欺被害の報告が多発しています。売り専の勧誘、薬物・物品販売などのメールは無視して下さい。
管理人を騙ったメールが送信されていますが、当サイトから警告や通報のメールを送ることはありません。
サポの書き込みはサポ専用掲示板に。18禁、マジメ、写真での募集投稿は削除します。

初夏にはじまりアイツと僕と5
 侑助  - 09/2/24(火) 22:57 -
コメントありがとうございます!
嬉しいし、めっちゃ励みになります!

とりあえず、今回で一区切りです。
初めてで読みにくい部分も多かったかもしれませんが、少しでも楽しんでもらえてたら嬉しいです!

それでは。


----------

翌日、学校への足取りは重かった。
ハヤトはどんな顔してるのかな。かずみにどんな顔したら良いのかな。
バレてるわけでもないけどそんなこと考えて。

毎朝ハヤトと落ち合う公園。
いつの頃からか一緒に行く様になって。
この公園がいつの間にか待ち合わせ場所になってた。
「一緒に行こう」なんて言ってないけど。
ただ毎日の様に顔を合わせる様になって、いつのまにかお互いに待つ様になって。

今朝、ハヤトはまだ居ない。。もう行っちゃって居ないだけかな。
「もう会いたくない」そう思う自分もいるのに、ハヤトが居ないことに寂しく思う自分もいる。

ベンチに座って、ハヤトを待った。
…このままサボっちゃおうかな…学校行ってハヤトが居たらヤだし、、。

朝からまた泣きそう。
勝手にいじけて、勝手に泣いて。自分がバカみたい。


それからベンチで30分はボーっとしてたと思う。
サボるにしても、家帰るわけにはいかないし。
制服で街中うろつくわけにもな…。
そう気付いてベンチでうなだれてたとき、不意に背中を叩かれた。

「おう、おはよっ」 ハヤト!!

僕「え、あ。うん」 いっぱいいっぱいな俺は頷くだけで精一杯。

ヤハト「何て顔してんだよ。犯すぞこら」

僕「え…、いやシャレんなんないよっ」 ちょっと笑えた。

ハヤト「にゃはははは。ほや早く行くぞ!完全に遅刻だし」

僕「うんww」


いつものハヤトだ。


ハヤト「にしても、今日はもう先行っちゃたかと思ったのに。やっぱ俺の事好きか?ん?」

僕「何言ってんだよ。人の気も知らないでっ(。・`ε・。)」

ハヤト「冗談だよ!ありがとな」優しくそう言って笑顔を見せてくれた。僕の好きな笑顔。

あまりに普通だから。拍子抜けだ。
あんなに泣いたのに。あんなに悩んだのに。
でも、やっぱハヤトだ。

ハヤトはハヤト。僕の大好きな親友。


それから、たくさん話した。次の日もその次も。
僕の気持ちも、ハヤトの気持ちも。お互い言いたい事だけ言って(笑)
だけど、もっと大好きになれた。憧れなんだから。大切な人だから。

ハヤトは僕を諦めるって。かずみのこと応援するって言ってくれた。

ハヤト「だからたまには、ちゅーさせろよな」

僕「なんでだよぉ。…でも、たまになら……て絶対ヤだから!あはは」

ハヤト「なんだこのヤロー!期待させやがって。」

今は冗談にして話せる。ハヤトもその方が気楽だって。
ときどき寂しい顔したりもするんだけど。そしたら僕も寂しくなって。結局ハヤトに励まされたり。
強い存在。だからいつも頼ってばかり。

僕「ごめんね。チュっ」 ほっぺにキスをした。

ハヤト「あ、、」

照れてるハヤトも可愛いな(笑)
僕「何赤くなってんだよw」

ハヤト「だってお前…そりゃ」

僕「ハヤトは友達だよ。親友!だから"ごめんね"のちゅー。今ので最後っ」

ハヤト「はは、振られたわけだな」

僕「僕も強くなるから!」 今時、ピースサインで胸張った。

ハヤト「なんだ、俺に押し倒されないようにか?」
その印を掴んで、それごと、ハヤトは僕を包んだ。

僕「そんなとこかな(-_,- )」

ハヤト「にゃははははは」
僕の頭をくしゃって、撫でて嬉しそうに笑った。


ハヤトといると、誰にも負けない気がするんだよ。
それは、今まで一度だって弱い所を見た事ないからなのかも。
強がりだから。見栄っ張りだから。泣き虫なんかじゃないけど、泣く事だってあるんだよね?
いろんなツライ事、隠して歩いてるから。走って吹き飛ばしてるから。笑い声で掻き消して。バカやって誤魔化してるから。

僕はハヤトにはなれないかもしれない。だけど、僕が…僕だって支えたい。
そうなれるまで、せめて迷惑かけないように。平行線で。二人で前見ていきたい。

僕の自慢の人。彼が傷ついたときには、僕の笑顔で迎えてやるんだからっ。


   -終-


引用なし

パスワード


<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.6) Gecko/2009011913 Firefox/3.0.6@i125-201-123-201.s02.a028.ap.plala.or.jp>
・ツリー全体表示

初夏にはじまりアイツと僕と 侑助 09/2/19(木) 7:33
初夏にはじまりアイツと僕と2 侑助 09/2/19(木) 7:54
Re(1):初夏にはじまりアイツと僕と2 09/2/19(木) 10:06
初夏にはじまりアイツと僕と3 侑助 09/2/20(金) 7:17
Re(1):初夏にはじまりアイツと僕と3 りゅう 09/2/20(金) 19:56
初夏にはじまりアイツと僕と4 侑助 09/2/22(日) 12:58
Re(1):初夏にはじまりアイツと僕と4 CV 09/2/23(月) 2:35
初夏にはじまりアイツと僕と5 侑助 09/2/24(火) 22:57
Re(1):初夏にはじまりアイツと僕と5 ほー。 09/2/26(木) 23:12



24109 / 34512     ←次へ | 前へ→
  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃投稿順表示 ┃検索 ┃設定 ┃過去ログ ┃ホーム  
 
ページ:  ┃  記事番号:  

C-BOARD Moyuku v0.99b5