みんなに手紙を渡し終えて、本当にお別れ・・・・。次の日にみんなで集まるってなってたけど、なんか卒業式って何か違うよね。
そして本当にバイバイ〜っていってみんなバラバラになっていく・・・。すごい悲しみにひたってるとメールが・・・。一樹先輩からだった。
一樹「元1−9に集合!」ただそれだけ。
俺はとりあえず1−9行こうって思って。優とヒロにはトイレいってくるってごまかして。9組へと向かった・・・・。
俺が1年の時使ってたこの校舎はその当時と何もかわってない・・・・。もう来ることもないなんて思うと色々寂しくなる・・・・。昇降口。ここで先輩と待ち合わせしたよな・・・とか。みんなと帰りの待ち合わせしたよなとか・・・・。
そんな事考えたら9組へついた。扉を開けるとそこにはスーツを着た先輩がいた。かっこいい・・・・・。俺が一番惚れたっていってもおかしくない、先輩のスーツ姿。
しっかりきまってて、髪もセットしてある。本当に大人って感じがした。
一樹「よー。お前ボロ泣きだったなwお前の周りもボロ泣きが多かったけどなw」なんて笑いながら言う先輩。
樹「海先輩は?」と俺が聞くと。
一樹「海はサッカー部の後輩のとこいったよ。樹。」と名前を呼ばれて俺は先輩の方を見る。すると先輩は一歩づつ俺に近づいてきてあと一歩ってところで止まった。
一樹「卒業おめでとう。そして、お前に言わなきゃいけない事がある。」と言って先輩は前の黒板の方へと歩いていった。
俺はまたお別れか!?とか思ってちょっと心配になった・・・・。
樹「何?」と俺の顔は険しくなってたと思う。すると先輩は前の教卓の机のところでなにやらガサゴソガサゴソやってる。
一樹「俺ケジメつけようと思ったんだ・・・。この日を境に。ちゃんと再会してから言ってなかったし・・・・。」
すると先輩はその教卓に隠しておいたんだろうものを後ろに隠し俺のそばにもどってきた。
一樹「樹、俺はお前の事が本当に好きだ。世界で誰よりすきだって大声で言える、俺ともう一回やり直してくれませんか?その、Hしたあとで今更遅いけど・・・。でもちゃんとケジメつけたくて・・・。」
そういって先輩が渡してきたもの。それは大きな向日葵の花束・・・・。そうあの時と同じ・・・・。
俺はもう感無量で何も言えなかった・・・。色々突っ込みどころはあるかもしれない、だけど向日葵の花を見た瞬間俺はもう何も言葉にできなかったんだ。
嬉しすぎて・・・・。喋れないんだよ・・・・。
先輩はどうしたの?って感じで俺を見てる。ただ俺はもう嬉しいかった。俺も何か言葉にして伝えたいってそう思った。俺は一生懸命言葉を捜して先輩に言う。
樹「先輩。俺も先輩が大好きです。先輩?俺ずっと思ってた。先輩は太陽だって・・・。俺の太陽のような人だって思ってた。俺がこの向日葵になって先輩の方を向いて咲いてるから・・・・。先輩は俺を照らし続けてくれますか?」
すると先輩は俺をそっと抱きしめてこういうんだ。
一樹「おう・・。俺がいつでもお前に光を与え続けてやるよ。」そういうと先輩は俺の口にキスをしてきた。それは本当に幸せな味がする。甘い甘いキス・・・・。この懐かしい教室であなたとこうやってキスができるのは嬉しかった・・・。あなたも嬉しかったですか?
しかーし俺と先輩のいい雰囲気はそんな長くは続かなかった。
ドアを開ける音がして俺達はそこへハッと振り向く。するとそこには優が・・・w
優「トイレいくってどれだけ長いトイレなんでしょうねー。海先輩?」そういうと後ろから海先輩が。
海「あーあ、こんなところでイチャイチャキスしちゃって本当にあついねー」と海先輩が笑顔でいってきた。
そこから続々とヒロ、亮、カズが入ってきて。みんなで俺達の事をいじりたおすw
俺達がギャーギャーそれに反抗してたけど。優が一言言った。
優「本当によかった・・・。一樹先輩と樹が戻れて。」そういうと海先輩も
海「お前ら色々心配かけすぎなんだよ!これからは二人でガンバレよ?」そういうと一樹先輩は
一樹「おう!任せとけw」と笑顔で言う。
すると亮が
亮「記念撮影しません?デジカメせっかくあるんでw」と言って写真を撮ることになった。まずはみんなでとって次に俺達二人を取ってくれる事になった。
カメラマンは亮。「いいですか〜?」と言って俺達に準備を促す。
先輩は俺の隣にきて俺の肩を抱く。スーツの先輩に俺はすごいドキドキ。すると
カズ「樹、お前一樹先輩スーツでやばいんじゃね?w顔が真っ赤w」といって俺は本当にそうだったんでかなり恥ずかしかった。すると一樹先輩が俺に言う。
一樹「緊張すんなよ。笑顔笑顔w」そういって俺の大好きな一樹先輩の変顔をしてきてw俺は大爆笑w
するとタイミングを見計らって亮が言う
「はい、この先何があっても〜?」それは9組恒例の言葉だった。すると俺達は自然にピースをして
「だーーいすき!」と答えて。カシャって音がなる。
そう、俺達はこんな風にして日々を過ごしてきたんだよね。先輩とはじまったこの場所で告白されて、この俺が大好きだったこの空間でこの卒業式の日にカメラで二人で写れたこと。
本当に嬉しいし、幸せでした。
一樹先輩。やっぱりあなたは俺の太陽です、あなたは俺の闇を一気に照らしてくれて悲しい事や辛い事をすべてなくしてくれます。俺もあなたの辛い事や悲しい事を黄色い向日葵で明るくしたい
それは今もずっと変わらない事だよ。先輩?ずっと高校で俺とあなたが出会ってなければ俺はこんなに辛い事を経験しなくてもよかったかもしれない、でもね?先輩がいないなんてもう考えられないんだ。
辛いぶんだけあなたは俺に幸せを一杯くれたよ?俺の青春は本当にすばらしかった!って全然いえる。
一樹先輩大好きです。すごいエロイあなた、強いあなた、優しいあなた、そして何より。笑顔のあなたは俺は大好きです。
またあなたと大学で同じフィールドにたてるの本当に嬉しいよ。また楽しい事や悲しい事一杯あるだろうけど・・・。
高校生活の最後・・・・。俺はこんな風に思いながらあなたを見てたよ。感謝したい、本当にありがとうございます。って
記念撮影が終わると海先輩提案。
海「せっかくだしドライブでもいくかー?今日でかい車のってきたから。飯でも食いにいくべー」といって。みんなもすごい乗り気w
そして教室を出て海先輩の車に向かう事となった。俺はなんだかすごい色々と思い出にふけっていてあんまり話聞いてなかったw
すると先輩がボケっとしてた俺に手を差し伸べて言う。
一樹「樹、いくぞ?」その先輩は笑顔だった。
俺はその手をとって、海先輩の車へと向かう。。
俺と一樹先輩は新しいスタートをきる、3月なのにちょっと暑いこの日。俺という向日葵は先輩と共に歩き始めた。
END
みなさん、本当に長い間色々ありがとうございました。
アトガキっていう形で色々最後に書きますねw
あ、まず最初にスレを一々変えまして本当に申し訳ありませんでした_| ̄|○今回はラストで大量更新だったので新しくするべきかな?って思って新しくしちゃいました。まずはここにお詫びします。
この作品を見て、なんだろう。人間の暖かさを伝えられたら俺はそれだけで書いてよかったなって思います。このあとなんか書こうって思った事忘れてかけなくなっちゃいました_| ̄|○
あと、今回の話で俺が慶應って言うのを書きました。なんかもう大体わかるヒントばっかりだしてたので別にいいかな?って思って。ただ学部とかは出してないので、大学広いからわからないだろう的なwきっと見てる人で塾生いるのかな〜?とか思いながらw
ここでネタバラシ的な事をしたいwww
まず、名前は最初にいったとおり仮名ですwそんで学校のところもマンモス校で進学校ってのは本当ですが、まぁ色々変えたりしてました。クラスも亮は本当は理数科って言うクラスいきました、ちょっと色々説明がめんどくさかったんで亮はあんまり登場させませんでしたけど。優とか並に高校の時色々世話になった奴です。
あと海先輩という人は本当は二人ですw二人を一人にしました。だから性格とかもあわせたりしてますw
一人は一樹先輩と同じ年で親友。もう一人は一樹先輩の先輩で、俺は両方とも仲良くさせてもらってます。
その一樹先輩の先輩は俺にも本当によくしてくれてるし、俺らの事も知ってます。俺は両方とも先輩は大好きです。
海先輩のモデルのどちらかは今メッチャ光り輝く世界で活躍してて、俺はそれを見てすげぇなーって思ってます。本当になんでもそろってるって感じで一樹先輩みたいな人なんです_| ̄|○みなさんもたぶん知ってる人かも!?
まぁ、当ててみてくださいw
あとはみなさんの質問の中で今一樹先輩とは!?って言うのが多かったのでお答えしておきますと。
今は一樹先輩。。。海外に留学いっちゃいましたwそれが書くきっかけになったってのもあります。でも連絡はしっかりとってるし。学祭期間の時に留学先までいってきますwなのでまだ付き合ってますよ。
本当バカみたいに長いですけど・・・。まぁ倦怠期もありましたし、喧嘩もしょっちゅうしてます。
最後にみなさん、本当に長い間コメントを一杯いただいてありがとうございました。本当にみなさんのコメント無しでは俺はかけてなかったと思います。
初めてコメントしました!とか毎回コメントくださる方。1から全部みたよ〜とか本当に嬉しかったです。
また続き書くかもしれませんが、ちょっとしばらくは休憩しますwこれからがバイトとかやたら忙しくなるし。大学も中間テストみたいな時期なので_| ̄|○
それではみなさん、本当に長い間ありがとうございました。
風邪ひきやすいですが、体には気をつけてくださいね。では、さようなら☆