俺も答えたくて寝てる先輩に言う
樹「俺の方が愛してるよ。先輩に惚れてるよ…」
俺はそれ言った途端また睡魔が襲ってきて寝てしまった…
次に起きたのは先輩も俺が朝してたみたいに俺のほっぺやらなんやら触ってきた時。
一樹「あ、起こしちゃったな。おはよう」と先輩は笑顔。
樹「今何時…?」まだ寝ぼけてる俺。
一樹「9時。あー、なんかお前がいる朝はやっぱりいいなー。」と俺の頭を撫でおでこにキスをする。
なんかこういう時間何も変わらないなって思う。
すると先輩が起きて、俺を起こす。
一樹「朝飯食うぞー!」そう言って先輩は俺をリビングに向かわせる。
リビングへ行くと、机の上にはオムレツとハム、ご飯と味噌汁があった。
樹「これ先輩が作ったの?」もともと飯作れる先輩だったけど、いつの間に?みたいな感じ(笑)
一樹「お前の好きな半熟だぞ?ちょっと頑張ってみた(笑)」先輩は誇らしげだった。
俺は椅子に座って、飯を食う。
それは本当においしかった。先輩の嫁さんになる人は本当に羨ましいなーって思います(笑)
樹「おいしい…。」俺はそれだけしか言わなかった。先輩を見るとニコニコしながら飯食ってる、なんか一人新婚みたいな雰囲気だった(笑)
一樹「今日は昼過ぎから勉強しよ。ここですればいいし、お前がどれくらい出来るのか見てみたいし(笑)英語ガッツリ鍛えてやるよー」そう言うとまた飯を食う。
幸せな時間がまた少しづつ戻ってきた感じがする。本当に少しずつ。
飯を食い終え、昨日風呂入ってなかったから風呂に入らせてもらおうと思った。
樹「先輩俺風呂入らせてもらっていい?」
一樹「そういうと思って風呂沸かしといたよ(笑)ほら、こっち」手際良いなって思いながら俺は先輩の後へ続く。
先輩は風呂場へ着くと、服脱ぎ始めた。俺は先輩先入るのかなって思ってごゆっくりーみたいな感じで外、部屋出ようとする。
するとそうじゃなかったみたいで(笑)てか俺もかなりバカですよねー、雰囲気でわかりそうなのに(笑)
一樹「おぃ、何処行くんだよ(笑)一緒に入ろうぜ?」そう先輩は言って、俺の服を脱がせる。
一樹「はい、バンザーイしてー」とか子供扱いされながら。あっという間にパンツ一丁。
そこで先輩は手を止め、俺の体をまじまじと見た。
一樹「お前エロい体つきになったな…。無駄な肉全くないって感じ…」
そう先輩は言うと先輩は上着を脱ぐ。
先輩の体はちょっと現役時よりかはあれだけど、腹筋とかはしっかり割れてた。
樹「先輩…、弱体化したんですね(笑)」と俺は笑う。
そんな俺に先輩は
一樹「浪人なんてこんなもんだよ(笑)お前もこうなるから、大学入ったら」と俺の腹筋をつつく。
そしてお互い全裸になり風呂へ。
頭や体を洗って風呂につかる。
お互い向かいあってる。
一樹「樹、こっちこいよ。」そう先輩は足を大きく開いて言った。
俺は言われる通りにする。俺が前で先輩が後ろで抱きしめる感じ。先輩は風呂入ると絶対こーさせてた。
一樹「懐かしいなぁ、これ…。久々だよな。」
樹「うん。てか先輩、あたるんだけど(笑)」
先輩のチンコがでかくなってる。
先輩は笑いながらチンコに力を入れて動かしてきた。
一樹「俺の息子が我慢できないよーって言っちゃってるんだな。でも俺決めたんだよだよ、俺お前とHするのは受験終わってからにするって。だからそれまでお前も我慢だぞ?w俺明日から普通の受験生に戻る、俺とお前がこんなゆっくり話しできるのも、受験終わるまでねぇな。あとで携帯の番号とか教えるからたまに一緒 の自習室で勉強したりしよう、それだけで俺は十分だ。あ、そだ。お前早稲田の社学受ける?」
と急に色々な話をして俺にふってくる。
樹「うん。たぶん・・・。まだ悩んでる。」
一樹「したらお前それが最後だろ?俺もそれが最後だからそれが終わったら思う存分イチャイチャしようぜ。それまでは我慢!」そういうと先輩は立ちあがる。
もちろんチンコはたったまんまwそんで勝手に風呂出ちゃった。
たぶん俺と一緒にいると我慢できなかったのかもなーなんて思いつつ、俺はしばらく風呂に浸かってた。
風呂を出ると先輩はもう着替えて、勉強の支度をしてた。
一樹「おい、樹!早く着替えろ。もう勉強するぞー!」そういい赤本をドンドン出してきた。
俺はセカセカ着替えさせられて、先輩の真正面に座る。
樹「昼からとか言いながら、結局これからやるんですねw」って俺は言ったら。
一樹「当たり前だろ?お前、俺はもう後がねぇんだから、今頑張らなきゃダメなんだよ」と先輩はメッチャ真剣に言って。ちょっと俺もドキッってなった。
頑張って大学受からなきゃって、先輩と逢ってから色々ゴタゴタしてなんとなくって感じの勉強になっちゃったけど、先輩に言われてしっかりやらなきゃなって感じになった。
目の前の先輩の参考書から模試みたいなのがはみ出してて、俺はそれを広げてみる。
すると頭いいんだろうな〜って思ってたのはとんでもなかった、早慶でA判定出てるのは初めてみましたw看板学部ではなかったけど・・・。普通早慶なんてA判出ないのに・・・。すごい・・・。先輩の苦手な国語も俺より偏差値よくてなんかやっぱり浪人ってすごいんだなって感じだった。
樹「先輩・・・・。受験勉強しなくてもいいんじゃないっすか?これすごすぎでしょ・・・・。」と俺はもう言葉が・・・・・みたいな感じ。
一樹「いや、それ一番いい時の模試だからあてにならねぇよ。てか人の勝手にみるなしwお前はどうなんだよ。」って先輩は聞くから。
樹「俺普通に早稲田政経とか慶應法とかEですけど・・・・。マーチとかはAとかもあるけど・・・。」俺はもうなんかこんなのと戦うのかよって思って萎える。
するとそれを見た先輩は
一樹「お前現役はEでも十分受かる可能性があるんだよ。ここからの追い込みで現役は偏差値ドンドン上げてくんだからさ。ガンバレ!模試なんてあてにならねぇしな。本番は。」とそういって、勉強を始めてしまった。
そこから俺達はひたすら勉強をした、先輩は俺の英語の成長に驚き、俺も先輩の国語の古文がすごい出来る事に驚き・・・。二人とも本当にいい刺激をしあってたと思う。
夜になり、俺は先輩の家から帰るときが来た。
一樹「樹、これ。何かあったら連絡してこい。お前が日本史の授業の日に俺お前のいる校舎行く事にするから。しっかり勉強するんだぞ?」そう言って先輩が渡してきた紙には。目黒区〜っていう住所と先輩の携帯番号、それとメアドが書いてあるメモがあった。
俺はそれを受け取り、玄関のところで先輩にキスをした。それは俺からする珍しいキス。。。深い深いキスを先輩にした。それは俺の精一杯のお礼だった、一昨日の事、今までの事。これからのことも含めて・・・・。
先輩はビックリしてたけど、次第に舌を入れてきて。色々絡ませる・・・。
樹「ん〜・・・・。」ペチャペチャ音がする・・・・。
俺が我慢できなくなりそうだったんで、俺から辞めてw
樹「先輩、んじゃまた待ってますね。」そういい俺は急いで家を出た。
そこから俺達は週に1度_逢って、最後まで自習室で勉強して一緒に帰るって言う事をした。ただ日本史の日は優が一緒だったので、優も一緒だったけどw
優は先輩をメッチャくちゃイジメてました、俺が変な方向に走った罰だwとかいって。それでも先輩は優の事も大好きだったので3人で夜食食べたりとか色々して、勉強は大変だったけどそれなりにいい日々が続いた。
そして1月に入り。とうとう大学の願書を出す時がきた。俺は、第一希望の大学に一番最初に願書を出した。そう、俺がずっとずっと憧れてた大学・・・・。
それが今いってる大学でした。
もうその頃の面談でもサエちゃんは何も言わず「よくここまで偏差値伸ばして頑張ったわね」って感じだったし。俺はどうしてもここに行きたかったんだ。ずっとずっと憧れてた大学だったから。駅降りてあの秋の綺麗な色づいた並木に高1の時に感動してそれから・・・・。そんな些細なキッカケだったけど、知れば知るほ どいい大学だなって思って、もう完全な一目ぼれでした。
俺は早慶6つ。あとは明治、立教、青学ってあとはセンターで滑り止めみたいな感じで受験することにした。
先輩も早慶上智、立教、明治って受けてました。
センターらへんまで俺と先輩、もちろん学校の奴らともあんまり会わないまま。受験を迎える事になった。
センター前日の夜。先輩からメールが。
一樹「明日、しっかり落ち着いてやれよ?一番最初だからやっぱり緊張するけど、でも模試より実際は簡単だから引っかからなければ平気だ。ガンバレよ。」
自分だって受けるくせに・・・wなんて思いながら俺は先輩にメールを返す。
樹「明日はとうとうセンターですね。まぁ毎年の事ながら雪が降るみたいですけど頑張りましょうね。現代文のカラクリに引っかかっちゃダメですよ〜☆」そう俺はメールした。明日久々にみんなに逢うなーなんて思いながら。俺は明日の待ち合わせとかを優とかに確認して。早く寝た。
センター当日、雪・・・・。今でも思い出す。駅のホームへ行くと受験生が勉強してる、そうみんなこの日のために一生懸命頑張って勉強してきたんだ・・・・。受験がはじまるって思う。
この日から俺達の受験戦争っていう名の戦争がまくをあけたのだった。
センター試験本番。俺らは某大学でほぼうちの学校の生徒だらけの中で受験をした。うちは最初に書いたとおりマンモス高校だったので、周りは知り合いばっかり。だから結構リラックスみたいなのはできた。
みんなと待ち合わせしたのはその大学の最寄り駅。
俺はあまりに家出たのが早かったせいで、待ち合わせより30分くらい早くついた。
「「あー、やべ。早く着きすぎたな。」」って思って改札にいくと、そこにはすでに優とヒロの姿が・・・・。二人は単語帳やらなにやらもって誰にも聞こえないような声でブツブツ言ってる感じなのがわかった。
駅に降りると俺らと同じ制服の奴がおんなじ風に単語帳やってたり、あとは私服の浪人生達が必至に勉強してた。
樹「おはよー。」と俺が二人に声をかけると、二人は驚いた感じで俺を見た。
優&ヒロ「お前、どうしたの!?」ってすげぇリアクションwまぁそれはそうでしょう。俺はすごい遅刻魔だからみんなと遊ぶときとかも1時間遅刻とか当たり前だったから、みんなで先にカラオケ入ってたりとか当たり前だったし。
樹「いや、さすがに試験には遅刻しねぇだろ。今回現役でなんとしても行かなきゃいけねぇしな。」
ヒロ「にしてもなぁ。珍しい事が起こるもんだなー」とヒロが言うと優も思いっきりうなずく
優「あとはカズが来ればいいだけか、すげぇ寒い・・・。俺明日もセンターだから風邪ひけねぇのによ〜。亮は英語からだろ?羨ましいな・・・。」といいながら、もう目は参考書。
一番最初は優が一番嫌いな地歴だったから、必至だったんだろうな。
すると待ち合わせ15分前くらいになった時にカズが来る。カズも二人と同じ反応・・・・w
カズ「ええええええええええ!お前どうしたんだよ!今日は何か?大震災でも起こるのか?w」と、もうどうしてこいつらいつもこーなんだろうとか思いつつ。会場に向かう
センター試験・・・・。それは私立の滑り止めに俺が出した学校はMARCH以外全部センターで出すから失敗はできない。
みんなも同じ、、、、優、カズなんかはセンターでとらなきゃ国立だから全く意味ない。
同じプレッシャーをかかえて、会場につき。それぞれ教室へと入っていった・・・・
俺の教室には大教室だったから優がいたけど、全然距離は離れまくり・・・・。周りはシーンとしてしていた、みんな必至に最後まで勉強してる。
俺はそんな今更勉強したって仕方ないって思ってたから、もう教室入ったら勉強はしてなかった、俺は机に伏せて目を閉じる。
しばらくすると周りがガサガサしはじめた。試験監督がきて。地歴の冊子がくばられた・・・・。