俺はそれから生活指導の事情聴取をうけたが、先生が守ってくれたおかげでなんの罪もなくおえた。
カズと亮は相変わらず俺とは喋ってはくれなかった、みんなもそれを知っていてもカズと亮をいじめたりなんてしない。普通に話しかけてたし、俺達は普通に過ごしていったんだ。
文化祭前日、終日文化祭準備の時間に当てられた今日、俺達は文化祭でやるお化け屋敷の仕度をしていた。俺と優とヒロは明日の衣装作りの女の子の手伝いをしてた、俺は太陽の光がポカポカしてていつの間にか寝てた。
いい気持ちで寝てたら顔を思いっきり叩かれ目をさますと、俺のYシャツにはベットリと赤いものが。
誰かがじゃれ合っている時に俺に当たったみたいだった。
「ごめん。」と聞こえる声
じゃれあってたのは亮とカズ。こいつらはいつでもこんな感じにじゃれ合ってたw
俺はちょっとドキっとする、久々に俺と目を合わせる二人。
二人は大爆笑、窓に映し出される俺はヨダレたらして、血つけて。本当おかしい人だったw
二人「あはははは。樹、お前最高。おもしろすぎw」
樹「なんだよ!てめぇら〜!仕返しだ〜!」と自然に言葉が出た。
二人も同じように自然に笑っちゃったみたい。
俺らはそこでハッと気づききまづくなる。。
優「おぃ、そこの馬鹿3人こっち来て手伝え!」という。
三人「馬鹿じゃねぇよ!」と同じタイミングで3人が言う、もう笑いがとまらなかった。
亮が肩を組んで俺に言う。
「俺の相棒はやっぱお前だわ。樹。樹がな?先輩にとられた気がして俺嫉妬してたんだと思う。わるかった。」と言い。
カズ「俺もちょっと考えさせられたよ。優の言葉が胸につっかえて抜けなかったけど、俺はお前の人間性が好きで友達になったんだって考えたらもう答えは一つだよな?」
と二人は言う。
俺も二人に向かって「お前らいなきゃ俺だけがヒロと優に馬鹿にされるだろ〜?また馬鹿やろうぜ!」っていった。
その時女子が「そこの5人組、仲直りしたところで1枚写真とってあげるから〜。はい、「この先何があっても〜?」
5人「だーーーいすき!」カシャ。
この意味不明な掛け声、携帯小説恋空が9組では大ブームでみんなこの時この掛け声を使ってた。恋空は俺とかぶる?っていうかなんか似てるとこあるなって思う携帯小説で本当に大好きです。
この時の写真は今俺の目の前の写真たてに飾ってある。本当にみんないい笑顔だ・・・・。
ふと亮が言う。
亮「俺ずっと気になってたんだけど、セックスはどっちがどっちなの?w」
周りの女子も耳をたてたみたいで周りの人みんなが一斉に「実に興味深いね〜。話した前五十嵐君」と言う。
俺は顔が真っ赤になってた。すると
ヒロ「まさか、樹が。その高橋先輩をせめてんの?」なんて言うから
みんなが「エーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?」
というデカイ反応。
亮「まさか、高橋先輩がドMだとはな〜」と言ったその時。
一樹「誰がドMだって?斉藤。俺はドSだし、ドMなのは樹だ、勘違いすんな」
って先輩がいきなりクラスに入ってきたからビックリ。
先輩はクラスTシャツきてズボンまくりあげて本当高校生の男って感じの格好して登場w
亮「だって高橋先輩ってどんなんなんだろ〜って思うじゃないっすか〜」って亮も負けてなかったw
一樹「おい、樹ちょっと借りるぞ〜?浅野、もう飯だろ?今日は学校の外で飯食っていいみたいだから。ちょっといいか?」って言う。
優「あー、もうそんな時間ですね。よし、みんな1時間休憩しよう!また1時間後にこの教室で!」
そういうとみんなはさかさか飯を買いに行く準備や近くのファミレスに行こうとしてた。
優「これでいいですか?先輩」と笑顔な優
一樹「さすが、浅野先輩の弟。クラスまとめてるな〜w1時間過ぎちゃうかもしれないからよろしくな。○○までいきてぇからさ。」
優「わかりました。樹が倒れない程度にしてくださいね?」なんて笑顔で言う優。
亮もカズも俺をツンツンして笑ってる。
亮「ほら、早くイチャイチャしてこいよ〜!あとで色々聞きたい事はいてもらうからな?カツ丼用意しとくw」と笑って見送る。
一樹「んじゃ、いこうか?樹。」
そして先輩と俺は歩き出す、クラスの連中が「あついねーーー!」なんてデカイ声で言ってた。
俺達は校門を出てバス停で駅行きのバスを待つ。
一樹「斉藤とかと仲直りできてよかったな。」と先輩が笑顔で言う。
樹「うん。本当によかった・・・。あいつら最高の仲間だ」って俺は心から思った事を言ってみた。
樹「んで先輩?何処に飯食いにいくんですか?こんな格好で」
そう、先輩はクラスTシャツ、俺は血のりがびっしりついたYシャツで何処いくんだろって思ってた。
一樹「こないだ言ってた、ほら隣駅の結構高いパスタ屋がランチの時間はデザートやらなにやら全部ついて890円なんだよ。だからそこ行きたくて。あ、クラスの奴にハーゲンのタダ券もらったし、ハーゲンあるのはあそこだし、ちょうどいいいかなって。近くのファミレス見てみろよ、うちの生徒だらけだぞ?そんなんじゃタバコも吸えねぇ。」
樹「え!?この格好で電車乗るの!?てかタバコなんて吸ってたっけ?」
一樹「ん?平気だろ。一駅だし、明日うちの学校が文化祭って有名じゃん。それに行くなら今日しかねぇ。タバコなんて前から吸ってましたけど?ほら。お前が嫌がるかなって体力落ちるし?もう俺は中学ん時からだから中毒なんだよ(笑)」
ってだされたタバコはSevenStars
樹「タバコ吸ってるの見つかったらどうするの?しかも制服だし。」
一樹「余裕だよ。お前頭使わなきゃ?そんなんじゃ大学、早慶に行きたいだなんて夢のまた夢だな」なんて先輩は笑う。
俺らはそれからバスに乗り込み、みんなの視線を浴び。隣駅へと向かったのだった。
バスに乗り込み、駅へついて電車に揺られ隣駅につく。隣駅についたとたん、俺は警察官に職務質問されたw
「この赤いのなに!?!?」といわれ、もう色々必至だったw一樹先輩は大爆笑してる。
そんな格好なのに、俺達はおいしいと有名なパスタ屋に制服でいました。
周りはオバサン達がランチを楽しみおしゃべりにはながさく。
一樹「ここのパスタ楽しみだな〜。俺一回ここのパスタ食べてぇなって思ってたんだよ〜♪」とメッチャ嬉しそう。
樹「俺こんな格好じゃなくてもっと普通の格好できたかったーーー。」とブーブー言う俺。
先輩はなんか笑顔で俺を見つめて、ホッペを手でつついてくる。
一樹「お前可愛いな〜☆女なんかよりお前の方が全然かわいい☆」といきなり言って、笑顔。
今日はすこぶる機嫌がいいようだ。
パスタがきた、俺はトマトソースのさっぱり系、先輩はカルボナーラ食べてた。
一樹「うまーい!マジやべぇ!おぃ、ここはさすがだな。もう幸せ」って本当に幸せそうに食べて、まるで子供みたいだった。
俺のパスタもおいしくてずっとキャッキャッ言いながら食べてたから同じような感じだったかもw
ふと先輩が言う。
一樹「そういや、さっき大学の話したけど。お前本当どうするんだ?来年のクラス希望みたいなのだすんだろ?文化祭終わって次学校行くときに。あれで目標大学レベル決まるからなー」
樹「うん。俺は理系じゃないから理数科とかは行く気ないし、文系の特進クラスを希望って一応書いといたけど・・・・。あそこは本当に頭いいからなー・・・・。俺の今の成績じゃ到底・・・。」
一樹「まぁ、テストさえうまく出来ればいいんだよ。俺がついてるからそこは平気。こっちのクラス来いwんで大学も一緒のとこ行こうぜ!まぁ行けば最低MARCHには引っかかるかんじだからな」
前々から特進にあげさせる気だったろう一樹先輩・・・。特進って嫌なんだよな〜って思ってた。
樹「そうっすねー。先輩は何処第一希望なんでしたっけ?」
一樹「俺は慶應かな?進路希望のらんのとこに第一希望〜五くらいまで書くらんあってさ、慶應、上智、早稲田、立教、青学って感じで書いといた。最近関西系にも興味あんだけどな…」
樹「そかぁ、、もう来年は受験ですもんね・・・・。てか先輩が立教とか青学系って以外(笑)完全に早稲田、明治っぽい(笑)」
一樹「そうか?樹は何処行きたいの?まだ1年だから決まってねぇかw」
樹「まぁ漠然とですけど、早稲田と慶應なら慶應かな?あとは立教に行きたい!」
一樹「お前の事だから明治とかって言うと思ったらwまぁお前こそ意外。」
そんな普通の高校生の会話を繰り広げおいしいおいしいデザートのティラミスをあっという間に平らげた俺ら。そこから先輩と俺は店を出て、近くの公園でちょっと話す事に。
先輩がタバコを吸う・・・。なんか横顔がかっこいい。タバコが先輩のかっこよさを引き出してる感じがした。
一樹「なぁなぁ、さっきか何見てるの?俺のかっこよさに気づいた?w」
樹「うん。はぁ・・・・。それは否定したいけど否定できない真実だから否定はしないさw」
一樹「樹?なんかもう俺我慢できないかも。」
樹「え?何が?」
そういうと先輩のズボンが大きくなっていた。
一樹「なんか野外っていうかここ誰もいないから、そういうシュチエーションとかでどうよ?w」
樹「えーー!こんなところで?まさか・・・?w」
一樹「そうそのまさかしたいんだけど、、、w」
もう先輩は本当にエロエロになってたw
先輩は完全にエロモードになってる。一樹先輩はエロスイッチはいると顔の色気をはなちまくるので一発でわかる。
一樹「ダメ?」なんて色っぽく聞く先輩。
樹「どうせ、今日先輩の家とまるんだから。いいでしょ?こんな外でやりたくなんかないーーー!」
って俺は言ってみた。先輩はムスっとした顔で
一樹「わーったよ。そのかわり家でタップリだからな?もう俺達愛し合ってないし・・・・。俺の事嫌いになった?」
樹「違うよwだってもう先輩の家泊まってもウイイレやって疲れて寝ちゃったじゃんw二人とも自然に_| ̄|○」
一樹「そうだけどさー、1週間以上だぜ?抜いてないんだからー、俺はお前とやるためにw」
樹「そんなの抜けばいいじゃん?ったく先輩はー」
とかなんとか話してこの場を切り抜けた俺。今日の夜が相当怖いなーって思う。
先輩はまたタバコを一本咥える。
フーって煙をはく、先輩のこの男っぽさ。やっぱりフェロモンあるなーって思う。
一樹「そろそろ帰ろうか?もう1時過ぎてるしw浅野に切れられるw」
樹「あーーーーーーーー!やばい。ハーゲンは帰りに食いましょ?もうダメ。マジ優切れたら怖いんだから」
と言って俺達は急いで駅に。その時先輩は俺の手を握って走った。
一樹「これならお前が遅いから手引いてるって思われるだろ?」なんて笑う。
ローファーをふんずけて歩いてる先輩の足からはスリッパみたいなパカパカパカなんて音が聞こえる。
それから学校に戻ったのは2時前・・・。
樹「・・・・・。先輩もう2時なんですけど、、、浅野氏コワイんですよ。あの人笑顔で切れるからなぁ・・・・。」
一樹「浅野の兄貴も笑顔で切れるんだよー。コワイぜ?あそこの兄弟はw」
優の兄弟ってさっきも言ってたけど、先輩は優の兄貴を知ってるみたいだなーどんな人なんだろって聞こうかな?って思った瞬間後ろからコワーイ声が・・・。