コメントありがとうございます!励みになります(^^)
電車に乗ってすぐに悠介からメールが来た。
悠介「今日はホンマありがとうな!ちゃんと電車乗れた?俺は無事に家に着いたで」
淳士「こちらこそありがとう!電車には乗れたよ〜。悠介が無事に家に着いて良かった!」
すぐに返事をし、電車から外の景色を見てみた。もう夜も深くなってきていて、月が少し不気味にさえ見えた。でも、悠介と過ごした時間を思い出せば自然と微笑んでしまう。今思えば、外を眺めてニヤニヤしてたのって気持ち悪いですね(笑)その日は悠介が早く寝ると言ってメールはそこで切り上げた。家に帰ってから親に叱られたのは言うまでもない。
次の日、アラームが鳴る時間より早くに携帯が鳴る。俺はゴソゴソと枕元を探って確認する。
悠介「おはよ!今日も朝練やから早起きやで(笑)淳士はもう起きてる?たまにはちゃんと学校行きや〜」
俺、朝は苦手なのでいつもなら二度寝するんですが、このときはすぐに返事を打ちました。
淳士「おはよ〜。こんな時間から練習とか怠いなあ;無理しない程度にガンバってな!俺も学校ガンバるから(笑)」
そんな感じで久しぶりに1限目から学校に行くことに。あいかわらず学校はつまらない。でも、我慢できた。何故なら
悠介「授業どう?…って聞くだけ無駄やな(笑)どうせ何も聞いてないやろ?」
そう、悠介とずっとメールを続けていたのだ。正直言うと帰りたかったけど、帰ったら悠介が悲しむだろうと思って帰らなかった。
淳士「この授業ホンマしょうもないわ〜。つか何でこんな問題わからんの?みたいな(笑)」
説明すると、俺は学校では勉強しないけど、予備校で真剣に授業を受けてるタイプの人間でした。うちの高校からでは何年か振りの逸材とか言われていたので、別に聞いてなくても先生も注意はしませんでした。
授業が全て終わって、すぐに武人の家に向かう。今日はギターを教える日だったので急いで駅に向かった。悠介と武人の最寄り駅は一緒なので、あわよくば悠介に会えるんじゃないかとか期待したけど、そんな事はありえる訳もなく(笑)武人の家に着いて、しばらくギターを教えていると
武人「そういや今日なんか悠介めっちゃ機嫌良かったで。淳士に家庭教師してもらうねんとか言ってたけどホンマ?」
淳士「そうそう。頭悪いから教えたろうと思ってさ(笑)」
2時間ほど過ぎて、俺は帰ることになった。武人に見送ってもらい、駅に向かう。