俺はたか。今年、大学に入学した1年す。何気なく入った大学。特に目標もないまま、一週間が過ぎた。大学では毎日、新入生の勧誘が続いている。
「君、何か入る部決めた?」
(すっげーかっこいい) 「いえ、まだ」
「いい身体してるけど、何かスボーツしてた?」
「水球す」
「残念。うちの大学ないんだよね」
「はい、知ってます」
「うちの部に入らないか?アイスホッケーだよ」
「スケートできないすよ」
「大丈夫。すぐにできるようになるから」
「でも」
「俺は2年の信吾。よろしくな」
話がうまく、すっかりペースにはまってしまった。でも、内心、彼の魅力にひきこまれていたのかもしれない。
そして入部。信吾先輩は毎日優しく、手取り足取りスケートを教えてくれた。当時、男に目覚めてなかった俺は、今思えば、信吾先輩の必要以上のボディタッチだったように思う。
「たか、メシに行こうか。それから風呂も。」
「はい」(まじ、いいひとだなあ)
「背中流します」
「サンキュー。じゃ、俺もながしてやるよ」
「悪いすよ」
「いいよ。なあ、たか、彼女いるのか?」
「いないすよ。高校の時はいたんすけど」
「やったのか?」
「まあ。」
「とうだった?」
彼女とのセックスを詳しく話をさせられる。それも、先輩に背中を流してもらいながら。
(やばい。たっちゃうよ) 意識しないようにと思えば思うほど、チンボは反応してしまう。
「たか、起ってきたのか」
「いえ、いや、あのう」 「いいじゃん。男どうしなんだし。」
「そうすね」
「それにしても、たかはいい身体してるよな。サイズは」
「175センチ、72キロす
」
その時、なぜか先輩の目線が俺のあそこに集中していたのと、先輩も勃起していたのが、不思議だった。