舌が絡みつくだけで、僕の腰は砕けそうでした。
「ユゥ…ユゥ…」
意識が溶けそうになる…。
そんな感じでした。
「出ちゃうよ…」
「口に、イイよ」
「ぁんッ…幸太クン…ィクッ!」
幸太クンの口に射精し、僕は暫し放心状態でした。
「ユゥちゃんの美味しかった」
「バカ…」
手を繋ぎながら道を歩きました。
何度もキスされ、まるでカップルのようで、少し嬉しかったです。
「じゃあ、またな」
「ぅん。また」
寮で別れました。
部屋の番号を教え合ったので、すぐに会えます。
「ただいま」
「ユゥちゃん!」
部屋に戻ると、佐藤クンが怒鳴りました。
自分が怒られていると気付くのに時間がかかりました。
「どうしたの?」
「不審者が出たって、今日先生が言ってたじゃん。だから、夜の散歩大丈夫なのか心配で…。ユゥちゃんいつもより帰ってくるの遅いから心配で心配で…」
「ゴメン(汗)ベンチで寝ちゃってて」
Hしてきたとは、さすがに言えませんでした。
「全く…。心配かけないでよ」
優しく頭を撫でられ、軽く抱き締められました。
「佐藤クン…ゴメン」
「遅くなるときは連絡してね。ほら、風呂沸いてるから」
「ありがと」
身体を洗っているとき、僕は初めて自分でアナルに指を入れました。
「幸太クン…」
自然と漏れた声に自分でも驚きました。