何時か正確にはわからなかったけどビニール袋のかさかさ言う音で目が覚めた。窓の方はまだ暗かった。ゆうとがトイレにいっただけか…。そう思ってまた寝ようとした。でも寝付けない。最悪だ…。とか思いながら携帯をみてみると時間は3時ちょいすぎ。
体内時計でもう20分はたってるのにゆうとは帰ってきてない。寝呆けてねちゃったのかな?って思ってトイレに入ろうとした。そのとき明らかに男のあえぐ声が聞こえた。10秒刻みくらいに。
隣の部屋で有料チャンネルでもみてるのかな?と思ったけど、一応…耳をトイレのドアにくっつけてみた。やっぱり男らしい低いゆうとのこえが中から聞こえてきた。
翔「(むっつりとは有名やけどまさが合宿にきてまで性的快楽を求めるなんて…)」
少しドアをあけると、便座はこちら側を向いてるからドアを完全にあけないと見えないはず…。でもドアが開く方向には鏡がでかでかとくっついてる。ゆうとはまたもやボクサーパンツを床に脱ぎ捨て全裸でほっぺたを赤くして便座にすわり勃起したペニスを右手でしごき、左手で携帯をもち、薄目でムービーを見ている。体は少し汗ばんで光っている。
ゆうと「あっ……きもちぃ……ハァハァ……アッ……いい…」
その姿は僕の目を釘づけにした。しばらく見守っていると
ゆうと「翔……」
?!物音はたててないしみつかるわけないとおもっていた。でもそれはちがった。
ゆうと「あっ……いいよ……もっと……腰……振って……あっ……好きだよ……翔………‥‥」
ゆうとは架空の僕とHしてることを想像しているのだ。僕は意を固めて中に入った。