隼人、僕は気付いたら君をどうしようもなく好きになってたんだ
隼「勇祐、今日泊まり来る??」
蝉の鳴き声も心なしか少なくなってきたような気がする八月中旬。君のそんな一言で残り少ない夏休みに君の家に泊まりに行くことになった。
僕、勇祐は今年で高校での二回目の夏休みを過ごしている17歳の高校生です。中学ではなにも部活にはいってなかったため高校ではと想いテニス部に入部しました。そこで出会ったのが隼人です。
第一印象は目つき悪くて絶対仲良くなんてなれないと思って距離を置いていました。でもダブルスのペアになったことから仕方なく話すようになり意外にも打ち解けてしまって結局仲良くなってしまいました笑
隼人は小柄なのですがものすご頼りになってちょっとだけ小栗旬ににてるかっこかわいい奴です。
そんなこんなで隼人の家にお泊まりえ。
なにするでもなく二人でごろごろ。僕がなんか作ってって言ったので隼人お手製のパスタを晩ご飯にたべまたごろごろ。
適度に風呂に入り就寝の準備。布団に入りとーきんぐ笑
そこで僕はなんとも言い表せない気持ちになった。
隼「俺、元カノとより戻すことになったんだ」
…えっ??そんなん聞いてない
僕「…へぇ、そうなんだ」
隼「たかまさには話してたんだけど勇祐にいってなかったなぁと思って」
僕「ふぅーん…元カノって愛ちゃんだよね」
隼「うん、そう」
愛ちゃんとはそのままですが隼人の元カノで今クラスで僕の席の隣に座ってる女の子です。気さくなこでいいこではあります。
その晩隼人から聞かされたことがなぜかひっかかりなかなか寝付けなかった。
まだこの時点では自分も自分のことを理解してなかったみたいです。