「え?」
部長も驚いているようでした。
「男なのに、気持ち悪いと思われるかもしれませんが、でも好きなんです」
「……本当に?」
部長が生つばをごくりと飲む音が聞こえました。
「はい」
「……じゃあ、今からエッチしようか」
俺はまた耳を疑いました。
「ここでですか?」
「うん」
「でも人が来たら……」
「大丈夫。電気消して鍵も閉めるから」
しばらく沈黙が続き、ガチャッと鍵がかかる音がして、電気が消えました。
「……んっ……あっ」
浅田の声が聞こえました。次いでピチャ、ピチャという音。俺の心臓はどくどくと超高速でリズムを刻んでいました。俺はそっと中腰になり、ソファの方を見ました。2人の姿が真正面に見えます。
「…………!!!!」
部長と浅田はキスをしていました。部長がむさぼるように口を動かす度に、ピチャピチャといやらしい音が響きます。
「キス上手だね」
部長はそう言いながら、浅田のワイシャツの上から乳首をつまみました。
「あぁっ……!」
浅田の口から男らしい声が漏れます。また2人はねっとりとキスを始めました。キスしながら部長はささっと浅田のズボンを脱がし、ボクサーパンツの上から浅田の男性をいじり始めました。
「あっ、あっ」
浅田の口から快感の声が零れます。
「舐めていい?」
浅田が頷くと、部長はボクサーパンツをおろしました。浅田のそれはビンビンで、我慢汁がこぼれていました。
舐めるよ、と言いながら部長は浅田をくわえ込みました。
「あぁっ……んっ!」
部長は高速でフェラをし始めました。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……!」
浅田の声と、部長の荒い鼻息が響き渡ります。
「あっ、あっ、あっ……!イ、イキそうです!イク、イク――!!」
浅田がイク寸前で、部長は口を放しました。
「まだイッちゃダメだよ」
浅田は目を閉じ、息を荒くしていました。
つづく