僕は14歳。
中学2年生。
部活はやってない。
彼氏の和輝(カズくん)は25歳。
職業は先生。
もちろん僕の学校の。
きっかけは中一のとき。
部活をやっていない僕は、
先生に手伝いを頼まれた。
僕はこのとき悩んでいた。
当時の彼氏は高校生。
その日は会う約束をしていた。
だけど、中学なりたてで、バカだった僕は、
先生の手伝いをしてから待ち合わせ場所に行った。
「遅ぇんだけど」
「ごめん、先生の手伝いしてた」
「手伝いくらい断われよ」
「ご、ごめん」
初めて見る怒った顔だった。
時間は30分遅れていた。
初めて彼氏の家に行った。
「雄大くんの部屋、綺麗だね」
「服、脱げよ」
「え?」
「遅れた分はカラダで返せよバカが」
いきなり殴られた。
「雄大くん!?」
「服・・・」
「ぬ、脱ぐよ」
僕は全裸になった。
「ほとんど毛、生えてねぇじゃん」
「雄大くん、脱がないの?」
「その前にお前をイジメル」
「え・・・」
殴られて蹴られた。
手と足を縛られて抵抗できない状態で暴力を振るわれた。
「雄大くん!痛いよ!痛い!!」
「うぜぇんだよ!遅れといてよ!!」
髪を掴まれ、顔に唾をかけられた。
「雄大くん・・・ごめん。許して・・・」
「まだダメだ」
四つん這いにされ、僕の尻に雄大くんの指が入った。
「痛ッ!」
指を抜かれ、雄大くんが下だけを脱ぎ、僕の尻に入れてきた。
「!!!!」
声にならない痛さだった。
「スゲェきついんだけど」
無理矢理腰を振ってくる。
「やめて!!!痛い!!」
「中に出させてくれたら、また優しくしてやるかもな」
「・・・・ほんとに?」
「満足させてくれたらな」
「じゃあ・・・好きにしてイイよ」
「遠慮なく」
思いっきり腰を振る雄大くん。
「んっ」
痛いのを我慢した。
涙が零れるのを必死に拭った。
「イクッ!!」
雄大くんが中に果てた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「雄大、くん」
「馬鹿じゃね?」
「・・・え?」
「お前、いっつも『雄大くんのためなら』って言ってフェラしてくれたらりしてたけどさ、俺、お前のコト好きじゃねぇんだよね」
「そんな・・・」
「わりぃな。でも、楽しめただろ?」
「じゃあな。早く服着て帰れよ」
「なんで・・・」
「もし遅れてなかったら、優しくしてやったかもな」
「・・・ごめん」
僕はすぐに服を着て家を飛び出した。
急いで家に帰った。
今日は親がいないから叔母さんの家に行く予定だったけど、こんな顔じゃ行けない。
僕は自分の家に帰ってお風呂に入って寝た。
次の日。
また先生に手伝いを頼まれた。
帰り時。
僕は昨日のことを思い出した。
『遅れてなかったら』
「先生のせいだ」
口から零れていた。
「え?」
不思議そうな顔をしている先生。
理不尽だと分かっていても止まらなかった。
「先生のせいで、僕、殴られて」
「え、ケンカじゃないのか?」
「雄大くんが僕のこと殴ったのは先生のせいだ!」
「おい、ちょっと・・・」
「先生のバカ・・・」
僕はその場で泣き崩れてしまった。
「おいおい」
先生は困っていた。
その日は先生の車で家まで送ってもらった。
親がいないことを説明すると、先生は家の中で話をしたいと言い出した。
僕は承諾した。
僕は経緯を説明した。
先生は少し悩んだ顔をして「孝太は男が好きなのか?」と言った。
僕は躊躇わないで「はい」と答えた。
次いで先生は「俺はどう責任取ったらいい?」と聞いてきた。
僕は困った。
だから困らせてやろうと思い「先生もゲイになって」と言った。
すると先生は「俺、もとからゲイだから」と答えた。