パンツまで脱がされた。
「……するぞ」
一瞬の沈黙はアナルから出てる精液のせいだろう。
先生にしてもらってる…。
そう考えただけで、
すぐに僕は果てた。
そのまま先生は出ていった。
僕の興奮は少しずつ落ち着いていった。
次の日の放課後。
僕は先生に呼び出された。
誰も使っていない男の先生用の更衣室に行った。
先生は少し悩んだあと、言った。
「俺もカラダを売っていたときがあった」
その眼は僕だけを見ていた。
「中2から高2まで、金のために」
「……」
僕は黙って聞いていた。
「薬の副作用で気持ち悪くなって、精神的にも肉体的にも追い詰められて。でも、辞められなくて…。なぁ、今からなら遅くないから、な?一緒に頑張ろ?先生と同じになって欲しくないんだ」
「先生と…一緒じゃないです」
そう、先生とは違う。
「僕は自分のためにカラダを売ってるわけじゃないです」
「じゃあ…誰のため?」
「それは…家族です」
僕は全てを話した。
今までのコト、全てを。