そして後藤と一緒に電車に乗った。
電車も一緒か…と思った。
席が空いてて、二人がけをずらして四人がけにして座ろうとしたら、後藤が普通に二人がけのとこに座った。
はっ?俺隣りに座るん?と思った。
電車の席って結構隣りと密着しますよね?
後藤とちゃんと話して初めて後藤のことが気になってるってはっきり分かったのに真横!?と思った。
実際かなりドキドキ。
後藤の方は向けなくて、とりあえず太鼓のリズムを軽く教えた。
んで俺の駅に着いたのでお疲れーってその日はバイバイ。
帰り道はハイテンションなってダッシュで帰った(笑)
次の日。
放課後は勿論団の練習。
みんなでフリを合わせてたら体操服を着た後藤がやって来た。
また話しかけてきた。
「俺結構太鼓出来るぜw こうやろ?」
ってその場で太鼓を叩く真似をする後藤。
俺は自分でも気持ち悪いくらい挙動不審な反応(笑)
帰るときもまた後藤が居る…
なんで今まで絡まなかったのにいきなり?と思った。
「てかお前今日ヒマ?」
後藤が聞いてきた。
「なんで?」
「俺太鼓のリズム覚えてねーし、教えてもらおうと思って」
「いいけど、ドコで?」
「俺ん家」
まさかの訪問!
俺の頭ん中は一瞬にしていかがわしい妄想でいっぱいになった(笑)
「お、おう…いいよ(笑)」
「じゃあ決まり!お前自分の駅で降りんなよ」
後藤の家は駅からチャリで10分くらいだった。
俺は後藤の後ろに乗せてもらった。
ドコを掴めばいいか分からなくて、サドルの下のトコを掴む。
資金距離に後藤の背中がある。
カッターシャツをTシャツなしでそのまま着ている後藤の背中からは、後藤の匂いがしてすげードキドキした。
「お前重めーよ(笑)何キロ?」
「仕方なかろーもん(笑)59?」
「お前俺より重めーやん!やべーw」
「後藤が細すぎるとって!」
なんか普通に喋れてるから、それが不思議で楽しかった。
ちなみに俺は筋トレとかしてて筋肉は結構ある。
身長は170ないけど(泣)筋肉触られたりする。
後藤の家に着いた。
普通の一軒家で、誰も居なかったけど一応おじゃましますを言って二階に上がった。
「誰もおらんったいね」
「親仕事やけん遅いっちゃん!まあそこらへん座っとって」
次らへんからエロくなりますね。よろしく☆