中学生になり、部活に入ったばかりの頃、三年生の先輩方に呼び出された僕は、命令で全裸にされて全身をチェックされた。特に、股間と尻は念入りに。先輩方の命令に、まさかNOとは言えまい。まずは、何秒扱いて勃起し始めるか、そして完全勃起で何センチになるか等を正確に計測された。今思えば、僕は三年生の先輩方並の肉棒を有し、水着に収めて平然と練習していたのだから彼らの目にとまったのは当たり前だった。
最後に先輩方は、僕を四つん這いにさせ、ケツの穴にいろいろと悪戯を施した。指でつついたり、毛を引っ張ったり、たわいないもの。僕があまり感じて悶えているので、先輩方も興奮してしつこく構っているうちに、僕が肉棒を扱かれてもいないのに、大量に射精してしまったのを覚えている。あの時の、先輩方の驚いた、顔。
何度も述べてきたが、舜一の言動のいやらしさには小学生のそれを遙かに凌駕するものだ。
「あっ!あん、やめて!」
僕は、筆の動きに合わせて体を痙攣させる。今や、舜一の絵筆だけではなかった。六者六筆が、僕の体の敏感な部分をなぶっている。肉棒、乳首、ケツの穴。一箇所に二人が分配され、一心不乱にそれを蹂躙していた。
「すごい。我慢汁が」
「乳首も立ってきましたよ」
「気持ちいいんでしょ、先生」
亀頭の割れ目からから裏筋にかけて、陰嚢を揺さぶり、そして塗れてきたケツ毛を揃えるように、激しく攻めてくる。僕は、もう完全に悶えていて、きっと三階の廊下には僕の喘ぎが木霊していただろう。
「くぁっあぁぁ、く、ぁ!!」
その時だった。僕たちが背を向けていた扉が開く小さな音がした。
「見るな」
舜一が、振り返ろうとした僕に小さく叫んだ。
「松本先生だよ、間違いなく」
舜一は、その音に全く気がついていないふりのまま、5人に目配せした。
「きっと、先生の声を聞いて、やってきたんだ。」
僕は股の間から、ちらっと扉の方を見た。確かにほんの十センチほど隙間があって、その間から人影が伺えた。
「よし、じゃあ、こうしよう」
舜一は身を翻して、僕のケツから離れた。
「せっかく最後だし。松本先生にも、先生のエッチな姿をしっかり、目に焼き付けてもらおうぜ、なぁ」
6人は頷いて、僕を仰向けに戻した。そして松本先生が鑑賞しているであろう扉にむけて股をM字に開脚させた。これは、恥ずかしすぎる。陰毛がぺたっとつき空を向いた肉棒は勿論、ヒクヒクと痙攣するケツの穴まで見えている。僕は、必死に抵抗したが、無駄だ。下半身と両腕はがっちり押さえつけられ、逃げる術を失っていた。
「よし、皆。筆の用意はいいか」
舜一は、そう言った。そして写生は始まった。
今度は、舜一と彰吾以外は、全員で肉棒を筆でなぞる係りになった。人数が増えた分、快感が増す。腰を少し浮き上げ、肉棒を突き出すと、それに伴い筆もついてきた、今にもいきそうになる。「ふぁ、ん、んぁ」
彰吾と舜一は、ケツの穴を、もう筆でなぞるのはやめ、絵筆の持つ部分でつついてくる。すぐに、僕の穴は二人の執拗な攻撃に負け、その砦を明け渡しはじめた。
「入ってく、入ってく!」
彰吾は歓声をあげた。絵筆の棒は、ズブズブとゆっくり僕の毛に覆われた秘部に入ってくゆく。
「んンぁ!!」
たまらなくなって、力をこめると棒が押し出される。その繰り返し。舜一と彰吾は、すげぇと連敗しながら、扉の隙間から見守る先生の視界の邪魔にならないように、悪戯を繰り返した。 そうだ、松本先生が見ているのだ。それを改めて認識するだけで、僕の肉棒には熱が集まってきた。松本先生は、ついに僕の淫らな本性とこの秘部を知ってしまったのだ。きっと、松本先生だって扉から入ってきて、僕の肉棒を扱き、ケツの穴を指でかき混ぜたいに違いない。もしかしたら、戸口でもう自慰に耽っているのかもしれない。昨日奪った、僕のビキニの青臭い匂いを思い出しながら。
「ん、あ、もうだめだ」
僕は、唸った。すでに、肉棒か真っ赤に痙攣し、我慢汁でグチョグチョになり、ケツの穴は舜一の筆の棒のピストンが速度をあげていた。
「先生、さあ。いってください」
舜一は、そう言い棒を押し込め、肉棒には4本の筆先が這い上がった。
「あっ!!!!!」
僕の精液は、天井に向かって放たれ、僕の胸や顔に降り注いだ。相変わらずキラキラと輝いていた。廊下の方からは、崩れ落ちるような物音が確かにした。
僕の3日間は、終わった。
放課後、僕は校門の前に佇んでいた。もう、あの体操服姿ではない。中学の制服だった。生徒たちはもう皆下校してしまったが、舜一と彰吾は僕を見送りに残ってくれていた。
「先生、楽しかったよ。三日間」
彰吾は、口の端を弛ませた。はにかむような、その笑顔を僕は、ただぼうっと、眺めていた。
「また、会えるよね?」舜一が、尋ねる。舜一も、晴れ晴れとした顔で、ちょっと頬を膨らませながら。僕の目を見る。
「また、会えるさ」
「きっとだよ。きっと」「うん、きっと」
暫く黙った。黙った。そして、二人は、僕に突っ込むように抱きついた。あたたかい、二人の小学生。
「きっと、だよ。T先生」
僕が、頷く代わりに、二人の頭を、触るか触らないかのタッチで撫でる。すると、二人は顔を伏せたまま、疾風のごとく、まぶしい校舎の方へ駆けていった。
【了】