なんというか、その時は悪ぶってそういう風にしか考えられなかったけど、今思えばショックの大きさをはかれなかったなぁと思います。
そんな日もしばらく経って僕は学校の勉強と部活に大忙しな毎日を送っていた。
はやとやよし、他の子たちはスポーツクラスにいた。
僕はなぜかアパレルクラスにいた。当時から普通な事するのが嫌いだったので。
名前の通り、体育ばかりのくらすと型紙・ミシンと大奮闘するクラスとぢゃぁ忙しさが違う。
期日までの作品提出に加え、検定試験の準備、文化祭でのショーに企画に一年中追いかけられてた。
授業・部活が終わり他の子たちと食堂へ向かう途中、はやととあやが見えた。(はやとの彼女)
いちゃいちゃしていた。あやは女子寮なので、部活が終わった僕たちが食堂に来るまで食堂で待っている事が多かった。
最近、毎日これを見るたびに腹の竜が火を噴く。
不愉快極まりない。
それを押さえながらの毎日に怒りすら覚える。一番嫌いな時間だ。
はやと以外の子たちとテーブルを囲み食事を始めていると、怒鳴り声が聞こえる。
あや「もう、嫌いっ!勝手にすればっ!?」
はや「あや!待てよ!」
僕らのテーブルの子たちは、みんな
(また、始まった…。)
と思っていたに違いない。
そりゃぁ毎日会っていれば、喧嘩もするわ。せめて一日置きにすればいいのに。学習しろよ。
って心で思っていた。
はやとがこっちに向かって歩いてくる。一番僕に遠い席に座って
はや「ばれた。」
はあぁぁっ!!??
よし「何が?」
はや「浮気っ」
誰とっ!??
はや「隣のクラスの…」
よし「えっ?あの爆乳?」
ふゅゅぅぅ…
と、会話にひやひやしながら、食事をしてた。