あれからKのことばかり気になっていて仕方なかった。
いつものように夕飯を買ってアパートへ帰ろうとしたとき、
K「Aチャンじゃん。久しぶり。」
Kは自転車に乗っていた。
俺「久しぶり。鼻血大丈夫?」
K「あー。もう大丈夫だよ。治ったから。」
俺はKに会えたからかうれしい気持ちだった。
少し沈黙が流れた後、
Kが、
K「ねえ。今から家に来ない?」
俺「うん。いいけど。でも少しだけね。」
K「別に泊まっていってもいいけど。」
俺「考えておくよ。」
K「そっか。立ち話も何だしいこう。」
そんなことで俺とKは、近くのスーパーでアドレス交換をした。
そして、Kのアパートに向かった。
Kのアパートは広くて、綺麗な部屋だった。
ベッドがあった。
ここでKが寝ているのかと思うと興奮した。
それから二人で色んな話をしていたら11時を回っていた。
俺「そろそろ帰るね。」
K「えー。帰るの?泊まれば?」
俺「そんな悪いよ。」
K「いいからいいから泊まっていけって。」
俺「・・・・・・じゃあ、お言葉に甘えて。」
そうして俺はKの家に泊まった。
それからというもの俺は頻繁にKの家に泊まるようになった。
Kのことを好きになっていった。