ユウ「・・・ココ1本だけ長い毛あるぞ?」俺「はぁいぃ!?」
ユウ「ほれ、ドカの長いモミアゲと、ヒゲの境目の、ココんとこ。」
俺「・・・[なんだそりゃ!!?]」
ユウ「鏡見てみたらわかるって。1本だけ長い毛がモミアゲとヒゲの」
俺「ッダァァァッ!!ったく、冗談じゃねえ!ドキドキして損した!」
ユウ「どした?」
俺「うるせー!好きなヤツにキスされるって思ったのによ!よくよく考えたらユウにそんな気あるワケねえのにさ。あー、期待した俺がバカだった!」
ユウ「・・・え?」
俺「え?じゃねえ!俺はゲイってこと言ったけど、ユウのことが好きだってこと言えずに悩んでたんだぞ!!そもそもユウはつかみ所なさすぎなんだ!!俺もなんでこんなよくわからん性格の人好きになっちまったんだか!もういい・・・・・・無い・・・タバコ切らしたから買いに行ってくる!!!」
ナンブサン「あれ?ドカ?」
俺「・・・ナンブサン!」
ナンブサン「タバコ?偶然だね。私もタバコ買いに来たんだ。」
俺「ナンブサンの家って、このコンビニの近くでしたっけ?」
ナンブサン「ううん、違う。今日はこの近くの友達ん家に寄っただけ。これから飲みに出て帰るけど、ドカも強制連行ね。」
俺「えーっ?」
ナンブサン「よーっし!行くよ!」