F「今日もありがとうございます!」
今日はMが用事があったから先に帰っていた。2人は部室に戻り少し話をした。
F「先輩とMってかなり仲良いですよね!」
俺「まぁパートナーみたいな感じだから自然とね。」
F「俺、この練習やるまで先輩とあんまり話せなくて羨ましかったんですよ?ちゃんと部員には気を配ってください!」
俺「ごめんごめん。でもよくYと話してるじゃん。」
F「あいつは彼女出来たからなかなか遊べなくなっちゃったんですよ。」
俺「Fも彼女作りなよ!」
F「無理ですよ。あんま興味ないし。」
俺「そっかぁ。エッチはしたことないの?」
F「ないです。オナニーはちゃんとしてますよ。(笑)」
俺「やりすぎんなよぉ〜!」
F「あぁなんかしたくなっちゃった。なんかないですよね?」
俺「ここでやる気?」
F「冗談ですよ!てか俺がバイなの知ってますか?」
俺「えっ?いきなり?……」
F「Mからよく相談受けるんですよ。先輩と付き合ってるんですよね?」
俺「あぁ……」
F「なんか不安みたいですよ。あいつネガティブなとこあるし甘えたがりだから甘えさせてあげないと。」
俺「はぁ……、全部話してるの?」
F「そうですね。エッチのこと以外は。(笑)」
なんかショックではないけどびっくりした。
そんなことがあったからなんか気まずくて勝手に1人で別れそうになってた。そんな時に文化祭があった。俺とMは一緒に回る約束をしていたから待ち合わせ場所に向かった。
M「先輩遅いですよ!時間は大切にしましょう!(笑)」
いつもなら「あぁ」とか「ごめんごめん」って素っ気ないんだけどちょっと優しく……
俺「ごめんね〜。俺もMに早く会いたかったよぉ〜!」
M「甘えん坊ですね!先輩は!」
俺「ははっ(笑)じゃあまずどっからまわる?」
M「ライブでも見に行きましょう!」
俺「いいねぇ!」
2人はライブをやっている教室へ向かった。ライブの部屋は真っ暗でバンドの人達にだけスポットが当たっているという本格的な感じ。
M「うるさいですね!」
俺「これじゃ耳がやばいよ!」
M「先輩!」
俺「何!?」
M「チューしてください!」
俺「えっ!?」
俺は聞こえない振りを何度かした。だんだん顔が近づいていきなりキスしてあげた。人前だから軽くだけど(笑)
M「外出ましょう!」
俺「早っ!!」
2人は外に出た。
M「うるさいですねぇ。てかチューしてくれると思いませんでした!(笑)」
俺「Mが言うからだろ!」
M「ライブなんて見なくてよかったんですよ!(笑)暗かったから………。」
俺「なんてやつだ!(笑)最初っからそういう考えか。」
M「今日は俺の作戦通りに行きますよ?」
俺「サプライズってやつね!じゃあどこ行く?M〜。」
M「えっとぉ〜、写真撮りに行きましょう!」
こんな感じであるところでは手繋いでまたあるところでは抱き合って、またあるところでは揉み合って(笑)よく考えたなぁってくらい盛り沢山の1日だった。そして……、
M「もう時間的にラストですね!」
俺「そうだなぁ。あっという間だね。」
M「最後はFんとこのパフェ食べに行きましょう!」
俺「残ってないんじゃない?去年もこの時間は売り切れてたよ?」
M「Fに頼んじゃいました!予約済みです!」
俺「なかなかやるねえ!よし、じゃあ急ごう!」
2人は走って食堂へ!他の店は片付けを始めていた。するとFが気が付いて走ってくる。
F「おっせぇなぁ!食べちまうとこだぞ!」
M「わるいわるい。てかうまそー!」
F「俺特製のパフェだからな!有り難く食べろよ!」
M「サンキュー!じゃ先輩行きましょう。」
Mに引かれて俺らは部室に行った。