二ヶ月ちょい過ぎ、俺は退院した。
部活のみんなと会うのは、
しょーじき嫌だった。
だけど、みんな普通に話しかけてくれた。
ある日の放課後。
教室には俺と誠也の二人だけ。
夕染めの教室に二人っきりってシチュエーションが、なんかドキドキする。
「翔・・・」
窓をバックにしている誠也。
「なに?誠也」
「やろ、初めて」
「え?」
「ね?」
抵抗する間もなく、キスされベルトを外される。
そのままズボンとパンツを膝下まで下ろされ、机に手を突かされる。
「キレイな尻だね」
いきなりアナルを舐められ驚いた。
唾液を付けただけの指を入れられるのは痛かった。
それを三本入れられ、その誠也がズボンのチャックを下ろし、自分のモノを出す。
「痛いかもだけど、我慢して」
激痛と共に何かが入ってくる感じ。
ゆっくりと入ってくる。
そして、一番奥まで来た時点でいったん停止した。
「お前の中、スゲェイイ」
動き出す誠也。
俺は痛みに耐える。
「マジ、サイコ―」
かなり激しく動く誠也。
痛みと共に快感を感じる。
「誠也、ぁんっ」
「そんなに締めるなよ、すぐに出ちゃうじゃん」
腰の動きが、いっそう激しくなる。
「ヤベ!出るかも!あッイクッ!!」
ビクビクしてるのが分かる。
この日、初めて中に出された。